高校生のための金曜特別講座の案内 ● 高校生のための金曜特別講座 内覧会の会場を出た。 今回の特別展「小穴純とレンズの世界」展を企画・推進された、 東京大学大学院総合文化研究科の教授・岡本拓司先生の講演会に参加する。 「高校生のための」金曜特別講座ということで、事前に事務局に聞いてみたところ、 「高校生ばかりでなく社会人の方も参加できますよ」とのことだった。
盛夏の東京大学駒場キャンパスを 18号館ホールに向かう 岡本拓司先生の講演が始まる(講演前のセッテイングのようす) 会場の 18号館ホールに入ると、 約半分が高校生、残り半分が社会人や大学関係者というかんじだった。 高校生はたぶん、東大受験の下見もかねて 1年生か 2年生なのだろう。 数人のグループとか、お母さんと来ている女子高生とか。 大学院の院生の方々が、講演会の裏方をしていた。 会場のセッティングや音響・照明も細かくできていた。 岡本拓司先生の講演会は、「ここだけの話」満載で小穴純ファンには 非常に納得の大満足の内容だった。 展覧会の展示物を解説するだけではなく、物理が好きな高校生向けにも話題を盛り込み、 大盛況のよい講演会だった。
講演の会場で配布されたレジュメほか関連資料 ● 駒場キャンパス夏の夜 大満足の講演会会場を出ると、キャンパスは夏の夜だった。 どこか草木の香り、風は熱を含み、剣道場からの気合の入った声、 バスケットボールの体育館床がきしむ音、 建物の間からはアルトサックスの軽快なスイングを浴びて、 水道から水を飲んでいるじゃぶじゃぶ。 学生食堂に近づくとラップダンスの練習をしているグループ。 駒場キャンパスは夏の夜だった
夏の夜の東京大学駒場キャンパス 学生食堂はメニューが豊富でボリューム満点 七大学の自慢メニュー ガクショクのにぎわい 学生食堂の外ではダンスの練習中 夏合宿の打合せかな 学生集会室の夏の夜 どた靴が並ぶのは学生が集まっている証だ ● 謝辞にかえて このレポートは、 伝説の展覧会となった特別展「小穴純とレンズの世界」展を記録するために作成した。 同展では、展示品目録などが配布されなかったため、時の経過とともに記憶に残らなくなることが残念だった。 幸いなことに、 同展を企画・推進された岡本拓司先生から、絶大なご支援とご協力を得ることができた。 ウェブへの掲載にもご理解をいただき、当局への許可承諾をスムースにサポートしていただいた。 ここでお礼をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 小穴純先生のご遺族のご厚意と、 関係者のご尽力により、多くの貴重な小穴純コレクションが、東京大学駒場博物館に寄託された。 しかしながら、レンズは生き物であるため、人に使われず、 人の手にされることが無くなると朽ちてしまう。 レンズは手にしたり、人の目で見ているだけで、生命を保ち続ける。 どうかまた、小穴純コレクションがなんらかの形で公開されることを熱望したい。
RED BOOK NIKKOR
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関連リンク:
ウルトラマイクロニッコールの歴史(RED BOOK NIKKOR)
展覧会紹介「小穴純とレンズの世界」展(ニコン研究会)
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展示室 1
研究者としてのスタートと観測記録
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