SAKURA, Nippon Kogaku, MADE IN JAPAN ● 顕微鏡の四季 日本の四季は春から始まる。 春は桜である。桜は春なので顕微鏡を持って花見だ。 ニコン携帯顕微鏡H型の凛々しいお姿は日本の情緒桜木によく似合う。
Nikon Model H Field Microscope
ニコン携帯顕微鏡H型
春の顕微鏡
花と顕微鏡
日本の伝統的な顕微鏡の美しさ ● 花と顕微鏡 ニコン携帯顕微鏡H型を入手してから16年間。 入手しうる文献やネットの情報を探してみたが、花と顕微鏡の姿はなかった。 ならば自分の手で「花と顕微鏡」の賛をきめるしかない。 俳句を嗜む粋人ならば花見に顕微鏡の1台は持って行きたいものである。
Nikon Model H Field Microscope
春輝く光に顕微鏡
風光明媚な顕微鏡の景色
ニコン携帯顕微鏡 H型
春のうららの隅田川 ● 夏草に顕微鏡 この1か月前に田んぼに水が入ったと思ったら、六月のきょうは稲が元気に育っている。 これは嬉しい。ニコン携帯顕微鏡H型のミラーをちょっと斜めに動かしてみた。 ミラーが素通しに見えるようなカメラアングルで何枚も撮影した。 ただそれだけの絵である。
初夏の田園
夏草と顕微鏡
ニコン携帯顕微鏡 H型
ニコントラベル顕微鏡
リサーチグレードの超小型ニコン顕微鏡
Nikon Model H Field Microscope
照明スイッチオン
タングステン電球の明かり ニコン携帯顕微鏡H型のタングステンランプがオレンジ色に灯る頃。 夏は夕暮れ。実用に供するならば演色性に優れた輝度の高いLED電球に限る。 しかし科学史からノスタルジーを思想するならばタングステンランプがいい。 明るすぎないので眼に優しい。 ● 秋の風景に顕微鏡 さいきんの日本の秋は短い。暦では秋になっても夏のままだ。 それでも歳時記の秋には美しい日本がある。 ニコン携帯顕微鏡H型をその儚い秋の日々に置いてみた。
秋の空にニコン顕微鏡
夏ミカンの木の下に顕微鏡を置く
落穂拾いとニコン携帯顕微鏡
ニコン携帯顕微鏡 H型
古い倉庫にニコンの顕微鏡
漆塗りのような美しいブラックペイントボディ
ニコン顕微鏡H型は光学工芸美術品 ● 柿の秋と顕微鏡 狩野派の絵師である狩野探信による柿の絵を見ていたら、 ニコン携帯顕微鏡H型を持っていくしかないと思った。 初代柿右衛門だったらどんな構図で写真を撮っただろうか。
日本光学顕微鏡 H型
顕微鏡収納庫
美しい日本の秋の日々
Nikon Model H Field Microscope
顕微鏡の王道 柿を背景にした舞台でこの光学機器の姿を見ていると、プリンシプルとは何かを考えさせられる。 研究用グレードの高性能顕微鏡を野外でも使えるように小型化した。 ただそれだけのことである。 しかしながら、コンセプトを具体化し製品に仕上げるのは難しかったであろう。 それでも日本光学の設計技術者はかなり楽しんで作り上げたとしか思えないのである。 私にはわかる。
ニコン携帯顕微鏡 H型 ● そして再び春がきて顕微鏡 日本の四季。春夏秋冬。と言いながら冬の映像がない。 中谷宇吉郎博士だったら厳寒の雪原の中で、 ニコン携帯顕微鏡 H型で雪の結晶を観察していただろう。 と、考えただけでも寒いので、いきなり秋から年が明けて再び春となった。
日本光学製 携帯顕微鏡 H型
春を満喫するニコン携帯顕微鏡 H型 一見すると、顕微鏡というよりも、古いバルナック型ライカに似ている。 とくに底板の雰囲気はライカIIIfそのものだ。 しかしこのニコン携帯顕微鏡 H型は、 世界中の医師の手に渡ったラボラトリー・グレードの診療機器だったのである。
花に顕微鏡、顕微鏡に花
日本画のような風景
花鳥風月顕微鏡 日本の様式美の中に顕微鏡を置いてみた。 困ったことにニコン携帯顕微鏡 H型はどんな背景にもピタリときまってしまう。 これが60年前の製品である。 ホンモノのプリミティブなクラシックとはこういうことなのである。 ● まだ話は続きます → 次のお話です。 第 5 章 船と顕微鏡 ショートカットはこちらからです。
第 0 章
トップページ
Copyright Michio Akiyama, Tokyo Japan 2021
|