Kagami-Biraki Ceremony
TOKYO 2004 TOKYO REPORT No. 5 February 25th 2004 Closing Ceremony
Akasaka Prince Old Building, Banquet Room 赤坂プリンスホテル旧館。クラシックな外観。1階にバー。2階にレストランと宴会場。 宴会場と書くと伊豆長岡温泉になってしまうが、 場所がら国会議員のパーティーがよく行われるサファイアルームだ。
Registration
Registration 夕刻のサファイアルーム。エンカイ・パーテーが始まる。 ブラックタイの男が集まる。ここは受付。この世界の有名人がぞくぞくと入場。
Special Exhibition 会場内では、特別な展示があった。 ニコン研究会会員のスーパーコレクションだ。ちなみにお一人の持ち物。 ブラックS3モーター付き、ブラックS2が2台。たった32台製造といわれるブラックS2モーター付き。 4〜5台しか存在が確認されていないブラックS。長尺S250モーターセットなど、とんでもない機体が並ぶ。 しかもコンクール・コンディション。
Connoisseur's Eyes 「信じられない!」と言いながら、写真におさめたり、ため息ついたり。 世界中でもこれだけの名品が一度に揃うシーンはないだろう 本物は美しいものである。 ● ロトローニさんごあいさつ
Rotoloni's Speech ロバート・ロトローニ氏のあいさつが始まる。 NHSコンベション・2004年東京大会のロゴが入った青いハッピ姿だ。お祭りなのである。 来日したビートルズが東京・羽田に降り立ったとき、 JALが用意したハッピ姿だったのはニュース映像で今でも見ることができる。
Gentleman's Nikon クラシックな会場にはボウタイの男が似合う。 スピーチは「ニコンのカメラと私」みたいなものから、 日本人も知らない日本文化の話などなど、話題のダイナミックレンジが広い。
Akasaka Night
The chandelier suits Nikon 巨大で豪華なシャンデリアは日本でもポピュラーに見ることができる。 しかしながら、赤坂プリンスホテル旧館は昭和五年の洋館にふさわしい華美でないシャンデリアは貴重だ。 陰翳礼讃ではないが、絞り開放F1.4、シャッター速度1/8秒の陰影が美しい。 こういうシーンでは古い日本光学製カメラが似合う。 ● 森山さんのごあいさつ
A Special VIP Guest 特別VIPゲストごあいさつスピーチに先立ち、 ビル・クラウス夫妻と談笑する森山真弓元内閣官房長官。
Mayumi Moriyama, Member of the House of Representatives, Japan 特別VIPゲストとして森山真弓衆議院議員が登場! 森山さんは内閣官房長官、法務大臣などを歴任されてきたが、日本のカメラ産業界との関係はとても深い。 原稿など読まずに、戦後、日本のカメラが世界で認められるようになるまでの、 感動のストーリーを英語でスピーチされた。 格調高く、じつに美しい英語だった。
Mayumi Moriyama, Japan's First Female Chief Cabinet Secretary 森山さんと言えば女性キャリア官僚の草分け的存在。 参議院議員(3期)、衆議院議員(4期)。 環境庁長官、文部大臣、法務大臣、そして女性初となる内閣官房長官を歴任。 当日はニコン研究会のご縁で NHS大会にご参加いただいたのだが、 なにやら強力なコネがあるらしい。
A Special VIP Guest Speech
2021年(注) ● 鏡開き
Kagami-Biraki Ceremony お祝いごとのオープニングは、日本の伝統にのっとり鏡開きだ。 こも樽を見て驚いた。灘の大黒正宗! 幻の少量限定高品質な銘酒は創業宝暦元年(1751年)。こだわります。大黒正宗で鏡開き!
Daikoku-Masamune 大黒正宗は、きもの姿の美しい女性によってサーブされた。 檜の香り高い枡に山田錦は宮水の大黒正宗。 さて、カンパイの用意はできたでしょうか。みんな枡を持った?
Kampai!! カンパーイ!! いやじつにフルーティーで香気立つフレッシュな銘酒です。 私のとなりに座ったドイツのウリさんが「日本酒ってこんなにおいしいのか」と言うので、 「これは日本でも最上級の酒だ」と答えたら、納得していた。 ● アンサースピーチ
Japanese Super Collector Tad Sato ニコン研究会会員のタッド・サトー氏による特別スピーチ。 神戸と大黒正宗の物語、そしてS型ニコンからNHS東京大会の想い。 とても力強く、そして繊細で魅力的な英語スピーチだった。 ちなみにサトーさんは世界的に有名な「ニコン I 型コレクター」である。 あのニコン I 型を集めるのが趣味というから訳が分からない。 ネットで「Nikon Tad Sato」とかで検索していただくと、海外での知名度が高いのがおわかりいただけると思う。
Tad Sato's Speech
Serious Nikon Story 情熱的なニコン物語には参加者も真剣だ。とくべつな夜である。 とくべつな人物も集まった。とくべつなニコンも出てきた。
A Nikon Gentleman with a Mustache 髭の紳士は、ニューヨークのトム・コスティク氏。 ハーフカットモデルやスケルトンカメラなど、ディスプレイカメラのコレクターである。 大人になったらニコンを使ってみたいものだ。それは年齢だけの問題ではない。 ● パーティーを楽しむ
Special NHS Masu (Small Wooden Box for Sake) テーブルの上にポンとフツーに置かれたニコンSP黒。 もう1台、S3Mもポンと置かれていた。ポンである。 ポンではないカメラのはずだが、今夜はポンだ。 檜の香る特注枡には、"NHS 9TH. CONVENTION" とNHSのロゴをデザインした焼印が入っている。
New Nikon on the Table 外人さんは、写真を撮る場合はコレクションとは別に、ちゃんときれいに写真が撮れるカメラを使っている。 こちらもテーブルにポン。ボウタイが似合う紳士である。ご婦人はリーン・ベンツェンさん。 紳士はウイリアム・ジャクソン氏。
Kimono Lady and Setsuko-san セツコ・マーティンさんとジェームズ・マーティンさん夫妻も仲良く参加。 お寿司はおいしいですか。後ろではシェフがローストビーフをカットしている。
Nice Dinner さっそくカットしたばかりのローストビーフをいただく。 じつによい焼きかげんだ。フレンチ、中華料理、そして和食も用意されていた。
Soba Noodle 北はアイルランドの寒い国から参加のオイシン・ハースト氏。 そばがお気に入りとか。冷たいそばはおいしいと、ポーズをとってくれました。
Yuki Kawai NHS事務局の川合さん。米国在住であるが、東京大会のために日本に帰ってこられた。 おとなりの美しい女性は奥様である。国際的なのだ。
Uli Koch and Michio Akiyama どうもしまりのない笑い顔の秋山。会場のふんいき、顔ぶれに舞い上がってしまい、すみません。 ドイツのウリさんも、そばがお気に入り。箸も器用に使う。 日本は食事がおいしくていいねえ、を連発。
Gentlemen's Dinner 男はだまって飲み、食べ、そしてニコンだ。紳士のディナーである。 これでカメラ談義となれば、もう言うことないではないか。 左のボウタイの紳士は、タマルキンオークションのスタン・タマルキン氏。 まんなかのお方は、カメラ関係の著書がたくさんあるポール・コモン氏(実は有名な方で私も著書を持っている)。 そして右に、フランシス・ヴェルトハイムバー氏。 ● クロージングお開き
Closing a Party, Director's Thanks Speech 宴も盛り上がり、おひらきの時間が近づいた。 左から川合さん、ロトローニさん、事務局長の鈴木さんだ。 ありがとうスピーチをしているのは、クラウスさん。 NHS2004を大成功させた、ディレクターの面々である。
Rotoloni's Thanks Speech 「津軽海峡・冬景色」をカラオケで熱唱するロトローニさん、ではない。 最後の締めのスピーチをしているところ。
Omiyage パーティーのおみやげがすごかった。まず、NHSの限定酒。そしてNHS焼印入りの限定檜枡。 さらにニコンF5とクールピクスのストラップも。 NHSラベルの限定酒は、あの大黒正宗の安福又四郎商店謹製による「紅天女」である。 ● NHS ジャーナル
The Nikon Journal, NHS-83 March 31, 2004 NHSの会員向け機関誌。 2004年 3月31日号(NHS-83)では全 15ページに渡り東京大会の詳細レポートが発行された。 ● 記事のご案内
→
最初のトップページに戻ります。
ショートカットはこちらからです。
レポート 0
トップページ
Copyright Michio Akiyama, Tokyo Japan 2004, 2021
|