Ginza Matsuya Department Store
TOKYO 2004 TOKYO REPORT No. 4 February 25th 2004 Matsuya Show
Ginza Nikon House 銀座四丁目数寄屋橋交差点。 店ぜんぶニコンのニコンハウス。 銀座松屋はこの先、服部の時計台を左に入る。
Ginza Matsuya Show 銀座松屋。世界のカメラ中古市は初日。やはり初日が目玉なのである。 開店前に並んで開場とともに走り込む楽しみ方もある。 エレベーターを待つのと階段を駆け登るのは、どちらが早いかの議論もあった。 ● 第 1 ラウンド 海外から参加されたNHSメンバーの多くはこの中古カメラ市を楽しみにしていた。 やはり老舗デパートで、選りすぐりの逸品が一同に集まるイベントは魅力がある。 さてショーケースの中を見ていただこう。
Nikon. Nikon! Nikon!!! ことしはいつもより高価なレンジファインダーニコンが並んでいた。 数もそろいきれいなものも多数出品されていたようだ。
NHS Members MHSの会員も海外から多数会場にやってきた。松屋の初日をたのしんだ。 メモを手にビル・クラウスさん。やはり生のデータがものをいう世界だ。 自分の目でたしかめてデータを取る。その先には掘出し物が見えるというわけだ。 自分でかためたデータを持っている人はコレクションに強い。
Nikon S3 Black ニコンS3黒。69万円は立派な値段だ。しかし、ニコンの黒塗装は美しい。
Nikon S2 with Case 元箱つきのニコンS2。茶革のケースとのセット。やはりセットものはコレクターズアイテムだ。
Big Shopping 大きな買い物なので慎重に品定め。手にしているのはレンジファインダーニコンの稀少な黒であります。 大きな買い物中はマイアミのアル・ブロディ氏。 アドバイスを求められ、こたえているのがニコン研究会の川合さん。S型ニコンに詳しい。 ● 第 2 ラウンド ショーケースの中には高額商品が涼しい顔して鎮座している。 この価格クラスのものがそこらここら各ブースに散らばっている。 さすがは銀座である。それでも売れるのだからすごい。
Nikon SP Black ニコンSPオリジナル黒塗装モデル。ジャパン漆黒調のお道具。 箱もの、紙もの、ふたものつき。景色もよし。一声270万円とは安い。 (と、言ってみたいものだ)
NHS Members 左の背の高い方は英国から参加のジョン・ミラムさん。顕微鏡のコレクターでもある。 彼とは趣味の傾向が近く、Fax-Ortho-Nikkorなどレアな大型レンズをコレクションしている。 さらにMacro Nikkor 35mmと65mmのセットを持ち歩いていた。 アル・ブロディさんとヤン・ボスさんは、ショーケースの中のニコンを物色中。
Paradise of Nikon S Series コンディションの良いニコンSPばかりがズラリと並ぶのは壮観である。 やはりことしはレンジファインダーニコンが多く集められたようだ。 高価ではあるがよいものが数多く出ていたのが特徴。
NIKONOS RS 水中写真家にとっては垂涎のニコノスRS。セットでこの値段はお買い得だろう。 129万円。市販された世界唯一の高性能水中AFカメラなのである。
NHS Members 米国からご夫婦で参加のセツコ・マーティンさんとジェイムズ・マーティンさん。 セツコさんは NHSで日本語の翻訳で活躍している。 ロバート・ロトローニさんに頼まれて、 日本語で書かれた古い S型ニコンのカタログを英語に翻訳したりするそうだ。 ● 第 3 ラウンド まだまだ続く。一通り見たつもりでも、もう一度見直したりと懲りない面々。 さらにショーケースの中を見ていただきたい。
Nikkor 25cm F4 with Box 箱もの。和色の深緑(ふかみどり)カラーに金泥色のロゴがうまる。 レフボックスとレンズのセット。レンズフード付きの極上美品。250ミリである。 ちなみにプライスタグは 40万円ぽっきり。
Nikon F Finders 美品、未使用品は、どの機種でも高値安定のようだ。Fのアイレベルファインダー各種、元箱つき。 黒が 10万8,000円。白が 8万円。ファインダーだけの価格。
Nikon F Black Unused 未使用ニコンFブラック。35万円。 こういうカメラは、世間がデジタルになっても、関係なく自分の人生を歩んでいる。 凛々しいそのお姿。
Beautiful Cameras クラシックカメラの王道がこれだ。 本サイトをごらんのカメラ好きの方だったら説明するまでもないだろう。 ちなみに、コンパスが 45万円。エルマノックスが 45万8,000円。 でも、これだけの超美品は、めったに見ることはできない。
Gold Cameras ゴールドはゴールドでも、渋めの黄金色は昭和ふぜいのカメラだ。 桐箱つきのステキーは新品同様だった。 こういうカメラはコレクションに1点あるだけでぐっとかるみを増す。 ゴールドカメラはライカをはじめミノックスとか歴史は古い。 ● 第 4 ラウンド さらにはニコンばかりでなく、目に入って来たもの、これはと思ったものを並べてみた。 やはり銀座ならではの名品に逸品が目立つ。
MACRO Topcor 30mm F3.5
Snappy, Top and Toyoka Ace
Zeiss Copy Stand with Tessar 50mm F3.5 なにやら物々しい装置はマイクロドットの製作用と会場で小耳にはさんだが、 エビデンスがないので未確認とする。 マイクロドットは写真諜報で確認していただきたい。
Nikkor 2.5cm F4 (L) and Nikkor 2.8cm F3.5 (L)
Nikon F Black
Nikon F2 Titanium Bodies ニコン F2 チタンボディ。2004年当時の相場は、ネーム入りで 35万円〜38万円。 ほとんどが新同品。人気商品だった。 ● 第 5 ラウンド まだ見落としていたものがあった。ニコン S マウントのニッコールレンズ各種。 重量級ボディのコンタレックスにオリジナル・ブラックコンタックスも。
W Nikkor 2.5cm F4 (S)
Nikkor 35mm F1.8 (S)
Wide-angle Nikkor Lenses
Nikkor 8.5cm F2 (L)
Contarex Cameras
Contax I and Contax II ● 銀座四丁目 銀座のランドマークは今も昔も服部時計店。さてこれからパーティー会場に向かう頃合いとなった。 東京メトロ丸ノ内線銀座駅から赤坂見附駅まで地下鉄で移動。 松屋で買い物をしたメンバーは青い紙袋をいくつも下げての大移動となった。
Ginza WAKO Main Building
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