Nikon F2 50th Anniversary

ニコンF2白チタン

企画展「ニコンF2誕生50周年と知られざるシネ・ニッコール」

展示期間: 2021年8月31日(火)〜2022年2月26日(土)
開催場所: ニコンミュージアム(品川インターシティC棟、東京都港区)

ニコンミュージアムでは、2021年8月31日から2022年2月26日まで、 企画展「ニコンF2誕生50周年と知られざるシネ・ニッコール」を開催します。

ニコンF2誕生50周年展示

1971年の発売から今年で50周年を迎える「ニコンF2」は、メカニカルカメラの最高峰と評され、 現在でも多くのカメラファンを魅了しています。 本展では「F2」の誕生50周年を記念して、製品番号「7100001」の初号機を展示するほか、 世界的な冒険家である植村直己のために開発された 「ニコンF2チタンウエムラスペシャル」や同カメラで植村が実際に撮影した写真パネルなどを展示。 また、「F2」の特長であるシステム性に着目し、 スピードライト、モータードライブ、 データバックなどのアクセサリーと組み合わせた約20点の「F2」を展示します。

知られざるシネ・ニッコール

「シネ・ニッコール(Cine NIKKOR)」は、 ニコン(当時:日本光学工業)が製造した映画カメラ用レンズの名称です。 80年以上前に試作され、戦後、米国に多数輸出されたほか、国産初の8ミリシネカメラに採用されました。 挑戦的なスペックやユニークな形状の物が多いものの、 一眼レフカメラ用ニッコールレンズなどに比べると、その知名度は高くありません。 本展では、この知られざる「シネ・ニッコール」にスポットを当て、 当館が所蔵する試作品の中から約30点を展示。 1963年に試作された16ミリシネカメラ用「CINE-ZOOM-NIKKOR 1:2.2 f=12〜120mm」と 「ニコン Z 7」で撮影した動画の上映も行います。

ニコンのウェブサイトより収録転載

ニコンミュージアムで幻のニコンF2白チタンが展示されると言う。 さらに製造シルアル番号 1番のニコンF2初号機も揃い踏みらしい。 開催初日の2021年8月31日は、首都圏に戒厳令が敷かれている真っただ中。 東京都だけで連日数千人規模の新型コロナウイルス感染者がニュースになる時局。 命がけで乱入するには若気の至りを過ぎた。

ファイザーワクチン2回接種完了。日々内面からのアルコール消毒には自宅で励んできた。 流行り病の感染者数も菅政権の成果として激減してきた。初日から遅れることひと月。 やっと国電山の手線で品川宿に上陸した。 そんなスペイン風邪から百年ぶりの特異な時代の背景により、 レポートが少々遅れたことをお許しいただきたい。

取材ご協力:株式会社ニコン ニコンミュージアム
取材とレポート:秋山満夫

ニコンミュージアム

お知らせ

過去の古代からの観測によりますと、 ニコンミュージアム企画展の途中から「こんなのでてきました」とのかんじで、 マニヤの心の火にジェット燃料 10トンを注ぐような危険物ないし逸品が、 そっと追加されるという案件が発生しております。 その場合はそっと記事の追加修正を行いますので、 ご承知おきくださるようお願い申し上げます。

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 では会場に入りましょう。   第 1 章  冒険家のニコンF2

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第 0 章      トップページ
第 1 章      冒険家のニコンF2
第 2 章      報道写真家のニコンF2
第 3 章      幻のニコンF2白チタン
第 4 章      シネニッコールの歴史
第 5 章      シネニッコール図鑑

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