APO EL Nikkor 210mm F5.6 and Nikon Z 6 ニコン Z 6 にアポエルニッコール 210mm F5.6を装着した。 ニコン純正のマウントアダプター FTZ をセットしたニコン Z シリーズのボディは、 ニコン PB-4ベローズと相性がよい。 マウントアダプター FTZ の電子接点への干渉とか不都合いっさい無しに装着できる。 ● ニコン Z 写真帖 ニコン Z 6 にはマウントアダプター FTZ を装着。 そのままニコン PB-4ベローズにマウントする。 PB-4ベローズの撮影レンズ側にはニコン M2リングを装着。 そこにアポエルニッコール 210mm F5.6をマウントした。 Nikon Z 6 + FTZ + Bellow PB-4 + M2 Ring + APO EL Nikkor 210mm F5.6 フォーカスは PB-4ベローズの焦点調節ノブで行う。 重たいレンズでもスムーズに動く。 ニコン PB-4ベローズの精密かつ頑丈な機構は、 ミラーレス機 Z シリーズの時代になっても第一線で安心して使用することができる。
APO EL 210mm F5.6, ASA 200 F8 1/2500 sec. -0.7 画像はいつもの無限遠撮影の定点撮影ポイント。 京王線多摩川橋梁。直線で約 500メートルから 600メートル先の景観である。 撮影はすべてカメラにまかせた。秋の日没近くの時間帯。 重厚な色味がほしくて露出をマイナス 0.7にして意図的に詰めてみた。 狙いとおりの雰囲気を持つ絵が出てきた。
APO EL 210mm F5.6, ASA 200 F8 1/2000 sec. -0.7
APO EL 210mm F5.6, ASA 200 F8 1/1600 sec. -0.7
APO EL 210mm F5.6, ASA 200 F8 1/1600 sec. -0.7 何回もこの場所に立っているが、普段は見慣れない鳥の群れ。 何かを察知してリーダーは群れを導きどこかに避難していたのだろうか。 実はこの撮影を敢行したのは2019年10月9日。 令和元年東日本台風(台風19号)が首都圏をアタックしたのは同10月12日。 その 3日前の映像である。 台風では多摩川流域も甚大な被害を受けた。 下流では武蔵小杉の高層タワーマンションが長期に渡り浸水による停電で社会問題となった。 そんな背景を知るとなにやら凄みのある色彩に畏怖の念をいだく。
APO EL 210mm F5.6, ASA 200 F8 1/2500 sec. -0.7
アポエルニッコール 210mm F5.6の撮影姿 ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → 最終章です。 第 4 章 ニコン Z 写真帖 2 ショートカットはこちらからです。
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