● 特殊用途 Aero Nikkor
特殊用途 Aero Nikkor ● Aero-Nikkor 15cm f/4.5
Aero-Nikkor 15cm f/4.5 1934年 Aero-Nikkor 15cm f/4.5
写真測量のための航空撮影用レンズ。
Aero-Nikkor 15cm f/4.5 No. 151 1934年 ● Tele-Nikkor 70cm f/5.6
Tele-Nikkor 70cm f/5.6 1938年 Tele-Nikkor 70cm f/5.6
気球搭載航空写真機用レンズ。
航空撮影は、当初は飛行機ではなく気球で行われたことから、
写真機も気球に載せられるタイプから開発された。
乾板を使用するシンプルな構造で、焦点距離が70〜120cmのレンズが用いられた。
Tele-Nikkor 70cm f/5.6 1938年
Tele-Nikkor 70cm f/5.6 1938年 ● R-Aero-Nikkor 50cm f/5.6
R-Aero-Nikkor 50cm f/5.6 1944年 R-Aero-Nikkor 50cm f/5.6
自動航空写真機一号二型用レンズ。
同写真機は、露出からフィルムの巻き上げまでをモーターで自動化していた。
終戦までの約1年間で約600台が生産され、大型航空写真機の生産台数としては画期的だった。
R-Aero-Nikkor 50cm f/5.6 1944年 ● Nikkor 12cm f/4.5 試作品
Nikkor 12cm f/4.5 試作品 1938年 Nikkor 12cm f/4.5 試作品
画角80° の広角航空撮影用レンズ。
Nikkor 12cm f/4.5 試作品 1938年 ● Nikkor 4.5cm f/18 試作品
Nikkor 4.5cm f/18 試作品 1938年 Nikkor 4.5cm f/18 試作品
余色式(ムルチプレックス)実体製図機用レンズ。
航空写真機を用いて地表を30〜60° の斜めから撮影した画像を製図機で投影し、
その投影像をトレースして地図を製作する。
このレンズは、製図用の投影レンズである。
Nikkor 4.5cm f/18 試作品 1938年 ● 12cm f/32
12cm f/32 1934年 12cm f/32
射撃訓練監査写真機用として10本程度、製作されたハイペルゴン型のレンズ。
ハイペルゴンレンズとは、
同じ曲率半径を持つ2枚の凸メニスカスレンズによって構成される超広角レンズの形式。
12cm f/32 1934年 ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → 次の展示コーナーを見てみましょう。 第 3 章 X線 Regno Nikkor ショートカットはこちらからです。
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