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   秋の三鷹キャンパス 
   三鷹の森 ● 天文機器資料館 
   白銀に輝く天文機器資料館(自動光電子午環観測棟) 天文機器資料館の建物は自動光電子午環観測棟と言って、 本来は1982年建設の自動光電子午環という望遠鏡のためのものでした。 大きな半円形型の白銀に輝く建物は三鷹の森と空に映えます。 現在天文機器資料館には、国立天文台博物館の開設を目指して、 国立天文台にゆかりのある天文観測機器が集められています。 
   ドアの向こうにはすごい世界が 一般の見学コースでは、ガラス見学室からガラス越しにその様子を見ることができます。 今回は特別にガラス見学室のドアを開けてくださり、 貴重でヴィンテージな収蔵品の数々を間近に見ることができました。 
   宝物殿 
   中桐先生が発見・保護した貴重な展示用模型 
   乗鞍コロナ観測所 日本光学製口径 10cmコロナグラフの 1/8縮尺模型 ● 歴史的天文観測機器 
   
歴史的天文観測機器が集結し収蔵されている
 
   
20cmブラッシャー天体写真儀
 
   フランス製の Hα太陽単色写真儀(モノクロヘリオグラフ) 
   重量級の日本光学製 20センチ屈折望遠鏡 
   これは宇都宮大学にあった日本光学製 20センチ屈折望遠鏡 
   NIPPON KOGAKU TOKYO ● シュミット望遠鏡 
   もう1つの日本光学製 20センチ屈折望遠鏡を見てみる 
   
これは秋田大学で使っていた美しい日本光学製 20センチ屈折望遠鏡
 
   
国産初期のシュミット望遠鏡
 黒い鏡筒を持つゴロンとした望遠鏡。 この望遠鏡を発掘し、価値を見出したのは中桐先生なのです。 詳しくは、アーカイブス室新聞の第203号「国産初期のシュミット望遠鏡発見」 を見ていただきましょう。 あわせて、天文月報の1970年 9月号「シュミット望遠鏡の建設への道」もご覧ください。 どちらもウェブで見ることができます。 日本光学は大日本帝国海軍から暗視用シュミットの製作依頼を受けて、 ダイヤモンド工具による削作法で補正板を製作していたといいます。 終戦後は、残っていた当時の補正板の最良品をセレクトし、 これに見合う主鏡と鏡筒などを製作してできたのが、 このシュミット望遠鏡なのです。口径 19cm、焦点距離 17cm、口径比は 0.9です。 この黒い鏡筒は、天文情報センターのプレハブ倉庫に雑然と置かれていたそうです。 無雑作にゴロンと転がっていた鏡筒を掘り起し、 価値を見出すこと(なんであるかの来歴を探ること)のなんとワクワクすることか。 わかります、わかりますその気持ち。 と、勝手に盛り上がってはいけませんので、次に進みます。 ようは一つ一つに物語があり話が尽きないのです。 
   
四連流星写真儀
 
   歴史的セオドライト(経緯儀)の数々 
   クロノメーター時計各種 ● 東京天文台の時代 
   歴史的コレクションの数々 
   65cm 屈折望遠鏡撮像カメラ 
   木製の写真乾板ホルダー 
   95cm ハニカム軽量化鏡材 
   セオドライト 
   東京天文臺 ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → では次にいきます。 第 5 章 天文台の現在 ショートカットはこちらからです。 
第 0 章
    
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