● ウリ・コッホ

ドイツのニコン・スーパー・エンスージアスト、ウリ・コッホ氏のニコンコレクションを紹介したい。 ウリさんは、ニコンコレクターでありながら、 ニコンコレクションの豪華大型本をパワフルに出版し続けている、 世界的なニコン・ヒストリアンである。

ウリ・コッホさんの豪華ニコン大型本

2003年4月。Nikon F - Trilogy。
ウリさんは、ニコンＦについて、 カメラ、レンズ、アクセサリー編の3分冊から成るハードカバー、箱入りの豪華本を出版した。 総ページ数 618ページ。重量 3,607g。 収納箱だけでも 329gもある弩級のニコンＦエンサイクロペディアだ。

さらには、2016年11月。Nikon - 100 Anniversary。
ニコン創立100周年の豪華本を出版した。 ハードカバー 415ページ。重量 2,285g。 世界的に有名なニコンコレクターがウリさんの取材に協力し、非常に希少なコレクションが紹介されている。 一例は、幻のニコンＦ２白チタン、 画角230度の SAPフィッシュアイ・ニッコール 6.2mm F5.6などなど。

そして、2020年9月。Nikon Microscopes The first 50 years。
ニコン顕微鏡に関する最初期から前半50年をまとめた豪華本を出版した。 ハードカバー 387ページ。重量 2,295g。 ニコン携帯顕微鏡 H型やマルチフォト装置など、一般の出版物ではほとんど話題にならないコレクションが、 詳細に説明されている。

2021年現在、まだまだ、新しい企画で豪華本の刊行を目指して執筆中だという。

ウリ・コッホさんの出版物に関するウェブサイト
http://nikon100.net/

● 記事の紹介

2003年から2004年にかけて、ウリ・コッホさんとコラボしながら記事をまとめた。 複数の画像データをネットで簡単に送る手段が当時まだなく、CD-ROMに焼いて国際郵便で送ってもらったものだ。 画像はすべて2003年、2004年に撮影されたものであって、 当時のデジタルカメラの画像品質を理解していただきたい。

● 記事のご案内

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