EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/1600 sec. -0.3 ● 芝増上寺 タワー周辺は散歩コース。芝公園そして増上寺。 海外からの観光客が多い。みなカメラ片手に歩いてゐる。ほぼスマホだけど。 こちらも首から EL ニッコール 75mm F4 が付いたカメラを下げている。 なにも違和感がないのはありがたい。
EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/3200 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/4000 sec. -1.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/1600 sec. -0.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/500 sec. -1.3
EL Nikkor 75mm F4
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/400 sec. -0.7 ● さくらのころ 34.5ミリ径のちっこいマウンテンフードを装着。 春のうららの撮影にチャレンジした。麗らを捉えることはむずかしい。 しかし、そこは EL ニッコール 75mm F4 である。 伊達にながくレンズをやっているわけではない。 さくっと、麗らを撮像素子に定着した。
EL Nikkor 75mm F4
EL Nikkor 75mm F4, ASA 1600 F8 1/1000 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/640 sec. +0.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 1600 F8 1/2500 sec. +1.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/640 sec. +1.3
EL Nikkor 75mm F4
EL Nikkor 75mm F4, ASA 1600 F8 1/1250 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/2500 sec. -0.3 ● 初夏のみどり 前日からの雨が上がり朝から晴れ上がった。 五月はすでに夏の様相で、樹木木々に、そこらの草の茂みに成長のエネルギーがあふれている。 なんだかずっとなんでもない映像と思っていたが、 工業用ニッコールレンズとか産業用ニッコールレンズと呼ばれる枠組みの異端児とせっするようになると、 かなり深淵な記号を秘めた装置だったことに気が付いた。 水たまりさえ横光利一の短編小説になってゐる。
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/1000 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/2000 sec. -0.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/1000 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/500 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/500 sec. -0.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/800 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4 ● みどりの初夏 夏の木陰。夏の小径。 EL ニッコール 75mm F4 の特性なのか、緑色、みどり、翠色、碧色の発色が美しい。 分類上は産業用レンズの枠組みに位置するレンズではあるが、 山行のザックの中に 1本入れていると便利だと思う。 なによりも 73グラムと軽量だ。
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/250 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/250 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/160 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/320 sec. +0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 800 F8 1/125 sec. -0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/320 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4 ● 田んぼの稲 九月。快晴の真夏日。残暑というよりも酷暑。気温 35℃。稲の生育状態を観察。 こんな過酷なきせつに写真引き伸し用レンズで撮影するというメンドクサイことをせずに暮したいものだが、 これが生活というものなのでしかたない。稲の香りがすがしい。
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/1000 sec. +0.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/1600 sec. -0 +0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/1000 sec. +0.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 400 F8 1/640 sec. -1.0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 100 F8 1/250 sec. -0 +0 ● 日本電波塔の昭和 川瀬巴水か吉田博の木版画のような、大正末か昭和初期の時代に似たモダニズム感あふれる情景。 露出を詰めて、空の青と朱色の鉄のコントラストを出してみた。 芝公園から望む日本電波塔の立ち姿は凛々しい。
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/3200 sec. -1.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 100 F8 1/1250 sec. -1.7
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/3200 sec. -2.0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 100 F8 1/1600 sec. -1.3
EL Nikkor 75mm F4, ASA 100 F8 1/2000 sec. -2.0
EL Nikkor 75mm F4, ASA 200 F8 1/1250 sec. -1.3 ● EL ニッコール 75mm F4 デジタルカメラで言うところのフルサイズ。 つまりライカ判、35ミリ一眼レフカメラの時代の標準フォーマット。 このサイズのフレームには、75ミリという焦点距離はかなりユニークだ。 50ミリから 60ミリだと標準レンズ。85ミリを超えると中望遠レンズに入る。 しかし 75ミリである。 情況を切り取るという営為的な感覚はまるでなく、でもぜんぶ写り込むわけでもない。 75ミリレンズは使う人を選ぶ。
ニッコール 75mm レンズ 生まれたときから地味で、けっしてスターにはなれなかったレンズだった。 だって写真の引き伸しレンズである。 写真場用ニコラペルシャイトでもないし、劇場映画用キノプテック・アポクロマット鏡玉でもない。 ザイスのキューブリック・プラナーのような物語もない。 それでも立派に日本電波塔と対峙した。 安定した定位で時代の記録写真を遂行したのである。 自ら語らずストイックな高性能レンズがまだ日本には生きている。 ● 記事のご案内 すべての場面において、画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → トップページに戻ります。 第 0 章 トップページ ショートカットはこちらからです。
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