Hatchobori Tokyo ● 五月祭り 2024年 5月18日。土曜日。 日本列島は晴れて気温が上がり、全国 914の観測地点のうち、 55地点で最高気温 30度以上の真夏日になったという。 東京都心では 28.8度を観測し、今年一番の暑さになったことがニュースになりました。 ニコン研究会 5月の例会は、パリ・オリンピック 2024の開幕が近づいたことから、 五月祭りとして特別例会を開催しました。 この日のために、フランスからリヨン・ニコンミュージアムの館長でもある フォトグラファーのテリーさん(Thierry Ravassod さん)が来日し、特別例会+懇親会に参加されました。
会場の設営状況を視察するテリーさん ● テリーさんのこと
ニコン Zf を手にしたテリーさん(Thierry Ravassod さん) テリーさん。フランス語的には「ティエリー」とか「チェエリー」と発音するようです。 しかしながら、20年前(2004年 2月)に初めてお会いした時にいただいた名刺には、Terry と添えられていて、 欧米の NHSメンバーの方々は「テリー」と愛称で呼んでいたものです。 そんな背景で、本日本語版記事ではテリーさんと表記しています。 テリーさんのニコンミュージアムを紹介します。 Google バーチャルツアーで見学体験できますので、ミュージアムの画像をクリックするか、リンクをクリックしてください。 個人で収蔵品を収集し個人でミュージアムを運営しています。 コレクターもここまでくると驚愕してしまいます。 ニコンフランス(Nikon France)の公式 YouTube チャンネルに登場したテリーさんも合わせてご参照ください。 テリーさんのニコンミュージアムの紹介(Google バーチャルツアー)
テリーさんのニコンミュージアム
ニコンフランスのテリーさん(仏語版) ● プレゼンテーション・セッション さて会場の設営が完了しました。予定していたゲスト様もお揃いです。 ニコン関係からは、元ニコンフェローの後藤哲朗さん、ニコンミュージアムの岩田浩満さん、 そしてニッコール千夜一夜物語著者の佐藤治夫さんと大下孝一さんらがおいでくださいました。 定刻通りニコン研究会特別例会をスタートしました。 最初にニコン研究会の秋山満夫会員から、本日のプログラムについて説明しました。
ニコン研究会 秋山満夫会員
元ニコンフェロー 後藤哲朗さん プレゼンテーション・セッションのスタートは、 元ニコンフェロー後藤哲朗さんによる「スペースカメラの話」。 米国 NASA を中心とした宇宙開発と宇宙空間で活躍したカメラの歴史物語です。 本物の NASAのマークが入ったポロシャツで気合は十分です。
スペースニコンの話 もちろん話の主体は、ニコンの最初のスペースカメラであったニコンFから始まりました。 NASAとの共同開発で実現した本格的スペースニコン「F3」のテクニカルな面の話が非常に興味深いです。 あまりにもミッション・クリチカルな技術内容なので、詳細についての説明・言及は控えます。
ニコン研究会 鈴木昭彦会員 続いてニコン研究会の鈴木昭彦会員からアンサー・プレゼンテーションが始りました。 第 6代日本光学工業(ニコン)社長濱嶋昇氏所有のニコンF(シリアルナンバー 6400095)の物語。 その現物実機がこのあと続く「ショウ・アンド・テル」のコーナーに登場しました。
ニコンの北米進出の実話からニコン万能投影機の話 ● 本日のプログラム
● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → では次にいきます。 第 2 章 ショー・アンド・テル ショートカットはこちらからです。
第 0 章
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