稀少ニコノスコレクション ● ニコノスがすごい カリプソフォトは、フランスの有名な潜水用品メーカーであるラ・スピロテクニーク社 (La Spirotechnique)が開発した水陸両用カメラ。 翌年、ニコン(当時:日本光学工業)は同社と提携し、 水陸両用カメラ「ニコノス」の製造販売を開始した。 と、説明パネルにある。 フランスの La Spirotechnique は、現在の Aqua Lung International だろうか。 外観からみた特徴は外装の張り革。 どんな素材かは詳しい方におまかせするとして、 鮫の皮とか、アザラシの皮とか、そんなこと言われると信じてしまいそうな気配である。 日本の設計者だったら、まずは採用しない趣味の素材デザインとなっている。
カリプソ フォト 1961年
ニコノスホワイト 1963年 海底に落とした際に発見しやすいように、外装ゴムの色を黒から白に変更。 初期型の一部で、生産数は少ない。と、説明パネルにある。 「生産数は少ない」、すなわち稀少モデルということである。 ニコノス・コレクターを自称するならば、白をお持ちになってからということだろうか。
カリプソ / ニッコール 1968年 ニコノス II 型の欧州向け輸出モデル。 フィルム巻き戻し機構をノブ(ツマミ式)から折りたたみ式のクランク式へ変更し、 ニコノスI型よりもフィルム巻き戻しが迅速に行えるようになった。 と、さりげなく説明パネルにある。 日本国内では販売されなかった「CALYPSO / NIKKOR」も希少モデルと言える。 ニコノス・コレクターならば、このあたりも 2〜3 台押さえておきたいものだ。 ● ニコンF2 750 100フィートのフィルムを装てんして使用し、約 750コマの撮影が可能。 当時は受注生産だった。とのこと。
ニコンF2 750枚撮り 1976年
レンズは Ai ニッコール 200mm F2(報道用)1977年
カメラとレンズ
ニコン F2MD 用 750 フィルムバック MF-2
ニコンF2 750
フィルムカウンター ● 黄金ゴージャスニコン ニコン FM ゴールド は、ニコン(当時:日本光学工業)の創立60周年を記念して1977年に製作された未発売モデル。 ニコン F50 ゴールド は、ニコン F50 の生産 100万台達成を記念して1997年に製作された未発売モデルです。 黄金色のゴールド感を出したく、このコマだけ意図的に色温度を下げて撮影しました。
ニコン FM ゴールド 1977年
ニコン FM ゴールド 1977年
ニコン F50 ゴールド 1997年
ニコン F50 ゴールド 1997年 ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → 次にいきます。 第 3 章 旧軍用光学機器 ショートカットはこちらからです。
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