![]() Nikkor Lens ● 戦前のニッコールレンズ さて、プレゼンテーション・セッションが終わり、 次は実際にモノを見て、触って、そして実際に撮影してみようという、 ワークショップ・セッションに突入しました。
合同勉強会の会場には、
株式会社ニコン・映像カンパニー・後藤研究室から
現役の設計者やコンセプターの方々が参加いただきました。
三浦康晶氏に川路浩平氏です。
![]() 戦前のニッコール鏡玉の広告(本物)を検証するニコン関係者の面々 ニコン歴史資料室が用意くださいました、 ツァイス・ブルーのプレゼンテーション・カーペットの上には、 希少な戦前の日本光学製レンズとアイテムが並びました。
![]() 現物を並べてみると当時の光学技術者の志が見えてくる(川越コレクション)
![]() セイキコウガクコギオの写真機には日本光学製ニッコール鏡玉
![]() ハンザ・クワノンとニッコール鏡玉
![]() 非常に貴重な当時の検査証タグ(ボデイとレンズが独立)
![]() 川越コレクションを解説する川越 迪 会員 ● 精機光學と日本光學
![]() ニコンの DNAを多型部位分析する後藤哲朗氏
![]() プリミティブに美しいニッコール 5cm F4.5
![]() ニッコール 5cm F3.5
![]() 精機光学クワノン
![]() ニッコール5cm F3.5
![]() クワノンカメラ
![]() 白マスクのニッコール 5cm F3.5
![]() 黒マスクのニッコール 5cm F2.8 株式会社ニコン蔵
![]() これが幻の黒マスク・ニッコール 5cm F2.8だ!! 株式会社ニコン蔵 ● リリーとガラス乾板 ツァイス・ブルーのコンタックス・カーペットの上には、六櫻社のリリー号。 アニター 12センチ付きのリリーが日本光学の社内で販売されたとの記録がありますが、 実物の確認は困難を極めています。 ここに登場しているのは、ニッコール 12センチ付きの六櫻社リリー号です。
![]() ニッコール 12センチ付きリリー写真機
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日本光学製のガラス乾板用木製フォルダー 時代のガラス乾板をセットする木製のフォルダーも用意してみました。 日本光学にガラス乾板用の木製フォルダーがあったのかとのコメントもありましたが、 大きい方のガラス乾板用の木製フォルダーは正真正銘の日本光学製です。 もっとも、日本光学を示すロゴや刻印は入っていません。 当時の写真機(木製暗箱)メーカーに外注したものと思われます。
![]() 昭和の精密木工技術が冴えるガラス乾板用木製フォルダー ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → では次にいきます。 第 3 章 アニターレンズ ショートカットはこちらからです。
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