![]() 株式会社ニコン大井製作所に乱入したニコ研会員 ● 株式会社ニコン大井製作所を訪問 ニコン研究会は、ニコンの聖地とも言われている総本山である大井製作所を訪問しました。 株式会社ニコン大井製作所、東京は品川区に位置します。 敷地内にある近代的なビルが大井ウエストビルです。1階ロビーにメンバーが集結しました。
![]() 株式会社ニコン大井製作所ウエストビルロビーにて 今回の訪問の目的は、 戦前のニッコールレンズにかんする勉強会をニコン歴史資料室と合同開催することです。 また、ことしはニコン研究会が活動を開始して、ちょうど 30年にあたる年です。 このニコン研究会 30周年のご挨拶を兼ねての訪問ともなりました。
![]() 株式会社ニコン映像カンパニー後藤研究室室長 後藤哲朗氏 完全武装で乗り込んだニコン研究会会員を迎えてくださいましたのが、 ニコンカメラ・プロフェッショナルといえばこの方、 そうです、株式会社ニコン顧問兼フェローであり、 映像カンパニー後藤研究室室長の後藤哲朗氏であります。 後藤哲朗氏からは勉強会の開催のご挨拶をいただきました。 ● ニコン研究会のあゆみ
![]() ニコン研究会30年の歩み 1981〜2011
![]() ニコン研究会の主な研究テーマの解説
![]() 日本光学とニコン研究会の歴史年表(ニコン研究会資料) ● ニコン歴史史料室 続きまして、メイン・プレゼンテーションは、 株式会社ニコンは歴史資料室の伊藤幹生氏による「戦前の写真鏡玉」。 今回の勉強会のメインテーマである、「戦前のニッコールレンズ」 にかんする研究報告です。 「戦前」をここで定義しないといけません。 日本史における「戦前」となると、ストイックな方ならば、 室町時代の応仁元年(1467年)に発生した「応仁の乱」の前とおもうでしょう。 おもいつめた方ならば、 慶応4年(1868年)の戊辰戦争の前のことかと思想するでしょう。 でもまあ、ここでは、そうカタイことを言わないで、 大東亜戦争前の時代と定義します。
![]() 株式会社ニコン広報課歴史資料室 伊藤幹生氏
![]() 伊藤幹生氏によるプレゼンテーション「戦前の写真鏡玉」(非公開) ● ニコン研究会から
![]() 日本光学製最初期の写真レンズとカメラ(ニコン研究会資料) ニコン研究会からは、 「アニターレンズ」の説明が特別資料により行われました。 続いて、初芝信次会員によるプレゼンテーション「アニターの研究」。 実物がほとんど存在しない幻のレンズの姿を探求しています。
![]() アニター鏡玉の現存する各型の解説
![]() こんなところにも旧型と新型の区別が見えてくる ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → では次にいきます。 第 2 章 戦前のニッコールレンズ ショートカットはこちらからです。
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