● 裏付け資料の一覧

ニコンの資料では、BR-15、BR-16 の記載が見当たらないことを確認した。 裏付け資料の一覧をここに残しておく。いわば「ないことの証明」である。

具体的にニコンの資料に何と記載されているか（表記されているか）を採集しまとめた。 あくまで私の手持ちの資料の範囲であると限定しておく。 ないことの完全なる証明は、ニコンが発行した資料のすべて確認する必要があり、 現実的には不可能である。

なお、使用言語が日本語あるいは外国語であっても、 発行元が日本国のニコン（日本光学を含む）ではない文献や雑誌等およびウェブサイト上の記事は無視する。 参考にもしない。特に海外のそれは、まったく参考にならない。

（１）Nikon M-01 顕微鏡

1973年1月版カタログ（資料コード：8300-01MJC 301-20/1）
ページ 39
接続リング、対物リングの文言がない。
アダプターリング込みでレンズの価格が示されているようだ。

（２）Nikon M-20 顕微鏡価格表

1973年12月版価格表（資料コード：無し）
ページ 12
接続リング、対物リングの文言がない。
アダプターリング込みでレンズの価格が示されているようだ。

（３）Nikon M-01 生物顕微鏡

1979年10月1日版カタログ（資料コード：8300-06MJC 910-15/1）
ページ 41
接続リング（Ｆマウント）
対物リング（ライカマウント）

（４）Nikon M-20 生物顕微鏡価格表

1979年10月1日版価格表（資料コード：無し）
ページ 20
接続リング
対物リング

（５）Nikon M-01 生物顕微鏡

1980年4月1日版カタログ（資料コード：8300-07MJC 004-HYEZ/1）
ページ 39
接続リング（Ｆマウント）
対物リング（ライカマウント）

（６）Nikon M-20 生物顕微鏡価格表

1980年4月1日版価格表（資料コード：無し）
ページ 20
接続リング
対物リング

（７）Nikon 大型マクロ写真撮影装置 MULTIPHOT

1991年1月1日版カタログ（資料コード：9286-02 NJM 9101 EZ/1）
SYSTEM DIAGRAMのページ
接続リング
対物リング

マルチフォト標準セットのページ
接続リング（Ｆマウント）
対物リング（ライカマウント）

（８）大型マクロ写真装置 MULTIPHOT 使用手引書

1993年版使用手引書（資料コード：28 (93.2.b) H・J - 10R）
ページ4 構成より
L-F 接続リング
対物リング

ページ 5 撮影セット構成品一覧表
L-F 接続リング
対物リング

ページ 11
L-F 接続リング
対物リング用接続リング

ページ 31 性能
L-F 接続リング
対物リング

（９）生物顕微鏡価格表

1993年6月1日版価格表
ページ 32
接続リング
対物リング

（１０）ニコン顕微鏡代理店発行の資料

20数年前の話ではあるが、一般個人として、 ニコン顕微鏡の代理店（商社）から対物リングを購入した。 その時にいただいた、朱印がキッチリ押印されている法人向けの紙モノを確認してみた。

1997年12月
株式会社三啓が発行した、見積書、納品書、請求書。
この3種の文書にはすべて以下の文言で記述されていた。

ニコン　マルチフォト用対物リング

（１１）元箱の表記

MP J93040
MA マクロセツゾクリング
BAYONET MOUNT ADAPTER FOR MULTIPHOT

MP J93050
MA マクロタイブツリング
SCREW MPUNT ADAPTER FOR MULTIPHOT
(SCREW MOUNT ADAPTER FOR MULTIPHOT)

（１２）英語の表記について

英語版のカタログ「Nikon MULTIPHOT」
内容は、日本語版のカタログ「Nikon 大型マクロ写真撮影装置 MULTIPHOT」 1991年1月1日版（資料コード：9286-02 NJM 9101 EZ/1）をそのまま英語化したもの。
System Diagramのページより。

Bayonet mount adapter
Screw mount adapter

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