● ごあいさつ いまから20年前。 2001年10月21日に本サイトは誕生しました。 読者によってはまだ生まれていないかもしれません。 十年一昔と言いますが、さらに20年となると時代の立ち位置は大きく変わりました。 カメラと写真に係る世界を見てみますと、フィルムからデジタルへ。 パソコンからスマホへ。 このあたりの事情は サイト設立15周年をふり返り をご覧ください。 ● レンズは哲学 サイトを開設した直後に、 哲学者・森岡正博先生のHPで紹介されました。 リンク集から原文のまま紹介します。
2021年現在でも森岡先生のHPのアーカイブとして残っています。 先生のご紹介により、カメラファンばかりではなく、 いろいろなジャンル、バックグラウンドの方々からご支持いただいていることが実感できました。 ● 看板の変化 本サイトの古くからの読者様であれば覚えているかと思いますが、 最初は「RED BOOK NIKKOR AID INTERNATIONAL」というタイトルでした。 産業廃棄物扱いで朽ちたレンズを救おうとの想いから「AID」を入れました。 さらに日本ばかりではなく世界の人にも知ってほしいとの想いから 「INTERNATIONAL」と宣言しました。 2021年現在では、世界 154か国から当サイトへ訪問があります。 国連の加盟国数は現時点で 193か国と聞きます。 国際的に認知してもらう目的は十分に達成できたと感じ、 「AID」と「INTERNATIONAL」を外して 2016年6月に「RED BOOK NIKKOR」と改め続いています。 ● 人生万事塞翁がレンズ 基本デザインはサイト開設いらい変更しておりません。 20年前のサイトログを見ても見た目は同じ雰囲気です。 しかしながら、5年前の2016年になりますが、大きく変わるきっかけがありました。 当時契約していたホームページサービスが終了したのです。 ホームページの引っ越しは、当時はやっかいな問題と考えていました。 それでも新たに専用ドメインを取得し、内容を大幅に見直しすることにしました。 半年かけて、記事の修正、削除・差し替え、新規画像の追加、加筆を行いました。 このきっかけがなかったら、脱皮し前に進むことがなかったかもしれません。 2016年夏のことでした。 ● ニコン・ゼット サイト開設当初は、実写による作例がありませんでした。 レンズの写真しかないサイトと言われていました。 2005年あたりから、ニコンデジタル一眼レフの導入により、 すこしづつ実写画像の紹介を行いました。 急激に作例紹介が拡大したのは、ニコンのフルサイズミラーレス機ゼットの功績です。 当サイトでは2019年の夏から Nikon Z の活躍が始りました。 なにしろ、バックフォーカスが極端に短いので、 ELニッコール 40mm F4N でも無限遠が簡単に出て、 正確に合焦させることができるようになりました。 これは大きな変化点となったのです。 ● これからも SNSでも情報を発信してまいりましたが、 日々時間と共に流れ去ってしまうフロー型の情報提供スタイルよりも、 古くさくてもどしりと動かない、流れない、 時代遅れのウェブサイトがメインテーマの拡散と拡大、啓蒙に力があると信じています。 これからもウェブでいきます。 ● 感謝 20周年を迎える節目の日。 「#RedBookNikkor_20th_anniversary」とのハッシュタグを ツイッターとfacebookで立ててくださった方が現れ、 続いてたくさんのみな様から数々の応援のお言葉をいただきました。 みな様各位に感謝申し上げます。 20年と言っても人間にしてみれば二十歳の成人式です。 これを起点にさらなる精進を続けていきたと思います。 引き続き読者様みな様のご支援ご鞭撻のほど 何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年10月21日
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