![]() マウンテンニッコール 105mm F4
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Nikon Kenkyukai Tokyo Meeting 105 SPECIAL
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冷気をかんじる東京は銀座の11月の空 ● 105スペシアル
ニコ研ミーティング会場の東京・銀座は、冬のような晴天。 さてテーブルの上には、グレイ貼り革とクロームめっきのバランスが美しい、 初期のゼンザブロニカ。 ボデイには、 レンズシャッターの付いたニッコール105mm F3.5がマウントされています。 これと同じレンズはマーシャル・プレスにも付いているそうで、 現物を見てみました。
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初期のゼンザブロニカにはニッコール105mm F3.5
マーシャル・プレスにも同じニッコール105mm F3.5が付いている
珍しいニッコールFモーター機には定番のニッコール105mm F2.5
専用フィルター付きフル装備のUVニッコール105mm F4.5
ポートレイトレンズは大口径のAIニッコール105mm F1.8
優れた描写で根強い人気のマイクロニッコール105mm F4 ● コムラー三兄弟と珍しいプリセットタクマー 焦点距離105mmのコムラーレンズが揃いました。 105mm F3.5、105mm F2.8そして105mm F2.0の三兄弟です。 3本集まると、それぞれの個性が見えてきます。 コレクターズコンディションのコムラー105mm F2.0は、 美しい元箱に革ケース付きです。
![]() コムラー105mm三兄弟
コレクターズコンディションのコムラー105mm F2.0 105mmではありませんが、珍しいタクマーレンズを紹介しましょう。 プリセット絞りのオート・タクマー135mm F3.5です。 ウエブ上に数々のプリセット絞りのタクマー135mm F3.5の画像が公開されていますが、 このタイプのものは見たことがありません。 タクマーレンズにも詳しい会員も、 「初めて見た」とのことですから、かなり珍しいタクマーレンズといえるでしょう。 鏡胴がすべて黒色です。プリセット絞りの解除レバーがチャームポイントなのです。
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非常に珍しいプリセット絞りの初期型オート・タクマー135mm F3.5 ● 龍さんのプレスコーナー 歴史の報道シーンの現場に立ち会ってきた、小秋元龍プロに105ミリ作法を聞きました。 105ミリと言えば、ご存知マウンテンニッコール。 いまでこそ話題になりますが、 販売されていた当時は安価版の105ミリレンズの位置付けでした。 しかしながら、プロフェッショナルの世界は違います。 性能がよければ使う。ただそれだけです。 ともかく実戦なのです。
![]() 高性能マウンテンニッコールと昭和36年は日本の空
1961年(昭和36年)10月。
写真機はニコンSP。レンズはニッコール10.5cm F4マウンテン。
マニヤであれば、海上の船団の写りが気になるでしょう。
海上自衛隊機に同乗してニコンSPを操作した、
小秋元龍プロの語りはホンモノであります。 そのユニークな形状から、 趣味のレンズの感があるマウンテンニッコールですが、 昭和36年(1961年)当時に報道写真で使われていた事実を検証してみると、 小型軽量でシンプルなレンズでありながら、 寡黙なパフォーマンスを秘めた一流の名レンズであることが認識できました。
![]() 航空撮影の醍醐味を語るミスター・プレス小秋元龍プロ
1986年4月レーガン大統領訪日の取材 ロサンゼルス国際空港VIPエリアにて
小秋元プロから米国大統領取材の様子を聞くニコ研会員
報道の現場での実戦投入が確認されたマウンテンニッコール ● さて次回は 次回、12月のニコン研究会トーキョー・ミーティングには、 スペシアルゲストの方々に登場していただくことになっています。 ともかくスペシアルゲストの方々なのです。
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Copyright Michio Akiyama, Tokyo Japan 2009, 2019
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