Hatchobori Tokyo 2024年12月21日。土曜日。お天気は冬場れの快晴。 12月例会は銀座近くの八丁堀からです。 いつも見慣れた東京メトロ日比谷線八丁堀駅前のランドマーク界隈は、 すっかり秋の気配が抜けて、冬は十二月師走の風情となりました。 ● ニコン 609 ミーティング まずはいきなり「609 特集」が始りました。シンプルにテーマは「609」です。 本サイトをご覧のニコン・エンスージアスト様やスーパーコレクター様に説明を申し上げるのは、 いささか僭越ではありますが、 大東亜戦争が終結してすぐの昭和二十三年に登場したニコンカメラのシリアル番号となります。 ニコンカメラが世に出て、そのあと Modify型の M型が発売されました。 その頃を契機として、ニコンカメラをニコン I型と称するようになりました。 これは当時の雑誌広告や価格表ほか古文書の解析により明らかになっています。 それでは重要文化財の展示から見ていただきましょう。 あえて鑑賞の妨げになるよけいな説明はいたしません。 スマホの小さい画面からもそのオーラが伝わってくると思います。 カメラ本体はアルミダイキャストではなく砂型鋳物ですから、手にズシリと重量感があります。 ニコン I型と ニコン M 609の画像が続きます。 ● ニコン I型 609 384
Nikon I No. 609384
Nikon I No. 609384
Nikon I No. 609384
Nikon I No. 609384 ● ニコン I型 609 566
Nikon I No. 609566
Nikon I No. 609566 ● ニコン M型 M609 1004
Nikon M No. 6091004
Nikon M No. 6091004
Nikon M No. 6091004 ● ニコン M型 M609 1380
Nikon M No. 6091380
Nikon M No. 6091380
Nikon M No. 6091380 ● ニコン M型 M609 2321
Nikon M No. 6092321
Nikon M No. 6092321 ● ニコン M型 M609 3186
Nikon M No. 6093186
Nikon M No. 6093186
Nikon M No. 6093186
Nikon M No. 6093186 ● 裏蓋外し 609 566 と M609 1004
Nikon I No. 609566 と Nikon M No. 6091004
Nikon I No. 609566
Nikon I No. 609566 と Nikon M No. 6091004 ● 黄色い元箱 今年の「猫の皿」大賞のひとつと言えるでしょう。 なんと「初期のニコンカメラの元箱」の現物がポンと置かれました。 ネット上ではほとんど情報がありません。 ロトローニさんの本(*)に写真入りで解説がありますので参考にしてください。 社名の表記がジャパン・オプチカルになっているところが渋い景色の逸品です。 この標本には、手書きの書込みとか、経年による退色も見られず、 きわめて良好なコンディションです。 このニコンカメラ用の「黄色い元箱」をお持ちの方はぜひニコン研究会まで連絡をください。 画像情報を共有させていただきたく思います。
(*)ロトローニさんの本
Nikon CAMERA Yellow Box
Nikon CAMERA Yellow Box ● ニコン I型で銀座を撮影 貴重なニコン I型にフィルムを詰めて実際に撮影してみました。 撮影場所は東京の銀座。尾張町交差点にある日産のショールム。 きせつは師走。時代の名車を古いニコンカメラで撮りました。 左右の黒フチをトリミングせずに、そのままとしました。 ライカ判よりヨコが短いニホン判の雰囲気が昭和二十三年。
東京・銀座
銀座のダッツン
銀座のプリンス ● 記事のご案内 画像の上で左クリックすると、大きいサイズの画像を表示できます。 細部までを確認したい方はどうぞ拡大してご覧ください。 → では次にいきます。 第 2 章 ニコンFとF2高速 ショートカットはこちらからです。
第 0 章
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