MACRO Nikkor 65mm F4.5 Lemon Yellow

美しい檸檬色のラインのマクロニッコール65mm F4.5

檸檬色

日本人の感覚だと、レモンはフレッシュでポジティブなイメージを持つ。
昭和初期にはキリンレモンが販売されていたとかで、かなり昔からなじみ深い。
レモン色というよりも、檸檬色と漢字で書きたい気分にさせるのは、 マクロニッコール65mm F4.5の鮮烈な帯の色である。

使いやすい特殊ニッコール

コスモスの群生が目にまぶしい。高原の冷気も昼間はおだやかだ。鳥も風。
一眼レフカメラには軽いマクロレンズがほしい。
私がほしいマクロレンズは、このサイズだ。
明るい必要はない。65mm F4.5のなんとも、たおやかなスペック。使い勝手は抜群によい。
小生物から植物もこなす。私はまだ試したことはないが、鉱物の撮影にもよさそうだ。

コスモスにマクロニッコール65mm F4.5

周辺光量低下なしの農学部レンズ

マルチフォト(大型マクロ写真撮影装置)用に専用設計されたレンズの1本である。
高解像力マクロニッコール65mm F4.5。
もちろん大判カメラ(4×5インチ判)で拡大撮影に必要な性能をそなえている。
周辺光量低下なし。像も均一だ。
細胞の組織写真が専門なだけに、精緻な描写にはしびれてしまう。

たぶん、大学の農学部あたりでは、まだまだ現役で使われていることだろう。
水産試験場の設備では、 エビの子供の生態写真もカラーで最高のパフォーマンスを引き出している。 白衣を着た先生方がくつろぐ研究室にもピッタリ。
そしてフィールド撮影もOK。楽勝だ。
田植えが終わった雨上がりの水田。 稲の生育記録には、一眼レフカメラに装着して軽快にマクロ撮影が楽しめる。

田植えにもマクロニッコール65mm F4.5

山に入る自然科学写真家にも似合う

レンズを極小動物に向け、 大地に天空をながめる時間があることの幸福をかんじるのは正しい。 マクロニッコール65mm F4.5。
盆栽愛好家や、透明な水を愛する水草ファン。 そして、山道を歩いて山に入る自然科学写真家には必携の軽快な超高解像度レンズだ。 オーバースペックだってかまわない。

山道を歩く自然科学写真家はマクロニッコール65mm F4.5

めじるしは黄色のライン

黄色いラインがエナメル塗料で入った、美しく均整のとれたマクロレンズ。
ほんらいは、長さ60cmのロングベローズ(長蛇腹)に取り付けて35ミリ撮影もこなす。
ニコンのカメラ用ベローズ装置にもなじむ。
マクロニッコール65mm F4.5は、ライカのスクリューマウント。
L-Fリングを介してかんたんにFマウントに装着できる。
無限遠は出ないが、そのぶん、おもいきりベローズを伸ばして使いたい。
長さ60cmのロングベローズでもらくらく仕事をこなす、ウルトラパワーを持っているのだから。

手軽で超高性能が手に入るマクロレンズとして、マニヤの間でも人気がある。
黄色いラインのイエローラインニッコール。

超高解像度レンズマクロニッコール65mm F4.5

2016年の追記

ここまでのコンテンツは2001年10月当時のものです。
2001年当時は1枚きりだった画像ですが、 画像品質が今となっては見劣りするため、 2016年の見直しにあたり、その後撮りためた画像をすこし追加しました。

マクロニッコール65mm F4.5による実写

一眼レフに簡単に装着して軽快に撮影できるのが楽しい。
やはり接写といわれる分野の写真にはめっぽう強い。 レンズは開放にしてもF4.5で一般的には暗いレンズとなりますが、 ピントのめりはりがあって、撮影はとても楽です。
レンズは極めてシャープで精密な描写を得意とするとこころですが、 背景のボケが優しくなめらかで、 上質のマクロ撮影用レンズといえます。

手近にあった黄色を撮影してみました

ブロッコリーの黄色い花 (クリックすると少し大き目の画像が出ます)

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