Nikon Wine and Sake

ニコンワイン

ニコンからのプレゼント

これは珍しいニコンブランドのワインだ。ニコンから送られてきた。 東京は新宿のニコンサービスセンターでマクロニッコールのフルレストアをお願いしたとき、 アンケートに答えた。抽選で当たったという。 ニコンのワインである。ありがたくいただいた。 2001年の師走のことだった。


ニコンからの手紙
(クリックで大きく表示)

(撮影年は2001年12月)

ラベルはニコンF

ワインは紙の箱に2本入っていた。 青いラベルと茶色のラベルだ。どちらも赤ワインである。 青いラベルにはイラストでニコンFが描かれている。 ラフなスピード感のある個性的な絵だ。

青いラベルには、
The Nikon DOMAINE SORHEILHO 1999 Saint-Chinian
と書いてある。

茶色のラベルには、
The Nikon CHATEAU D'AIGUILHE 1996 COMTES DE NEIPPERG
と書いてある。

ニコンワインを飲んでみる

お酒の飲み方はいろいろあるが、 老舗ホテルのメインバーで一人さくっと飲むのもいいし、 気の合ったメンバーで、にぎやかにカメラ談義しながら飲むのは楽しい。 ニコン研究会のクリスマスパーティー、 ようするに忘年会でもニコンワインのお世話になった。

東京は日本橋のレストラン「たいめいけん」の特別室(3階の個室)に何本かボトルを持ち込み、 ソムリエさんにセッティングしていただき、 ニコンワインで乾杯した。フルボデイな赤ワインである。 ラベルのデザインが異なる。 ラフなスピード感のあるイラストでレンジファインダーニコンが描かれている。

ワインもニコン

赤ワインでカメラ談義

ニコンワインで盛り上がるニコン研究会のパーティー

ザ・ニコンワイン 日本橋「たいめいけん」にて
(撮影年は2009年12月)

ニコンのお酒

ニコンのワインがあるならば、日本酒もあるのか。という話も出てくるだろう。 実はこれがあるのだ。あったのだ。 正確に言えばニコンが提供したお酒ではないが。

下の写真。場所は東京・旧赤坂プリンスホテル。いわゆる赤プリ時代の話だ。 しかも格式高いクラシックな旧館(旧李王家邸)である。 現在では東京ガーデンテラス紀尾井町の敷地内に赤坂プリンスクラシックハウスとして佇んでいる。

Nikon Historical Society (NHS)の大会が日本は東京で開催された時のシーンである。 2004年東京大会はニコン研究会が準備し運営した。 セレモニーで「大黒正宗」で鏡開きを行っているところだ。 中央に内閣官房長官、法務大臣を歴任された森山真弓衆議院議員(当時)。 今となっては、 どういうコネで森山さんにおいでいただいたかはニコン研究会の凄みということにしておこう。

2004年NHS東京大会

2004年NHS東京大会記念升

貴重な大黒正宗で贅沢に鏡開き。専用に特注された記念升で乾杯をした。 おみやげとしていただいたのがニコンのお酒。 中身は純米吟醸「紅天女」。大黒正宗は神戸の安福又四郎商店謹製。 豊饒かつ繊細なフルーティーな香りが立つ名酒である。 こんな素敵な「ニコンのお酒」があったということを記録しておきたい。

ニコンのお酒

純米吟醸「紅天女」と記念升

美しいイラストが入った説明書とゴージャスなボトル

2020年のあとがき

オリジナルのコンテンツは2002年1月に書いたものです。 カメラやレンズなど工業製品の話題ではなく、ニコンのワインの話です。 2016年のサイト移転に伴う見直しにあたり、 実際にニコンワインをニコン研究会のメンバーといっしょに飲んだ時の様子も追加しました。 さらには素敵な「ニコンのお酒」があってもいいだろうと、大黒正宗で鏡開きの話を収録しました。

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Copyright Michio Akiyama, Tokyo Japan 2002, 2020