新しい形態でスタートしました

はじめに

ニコン研究会の創立は1981年(昭和56年)3月です。
ニコン研究会HPは2004年10月29日から公開を開始しました。

2016年秋にメインページであるRED BOOK NIKKORの専用ドメイン(redbook-jp.com)を取得し、 サーバー環境も大型なものに増強契約しました。
ドメインとサーバー環境を統合一本化するために、 ニコン研究会HPは2016年10月21日に新しいURLへ移転しました。

更新が中断していました

ニコン研究会ではウェブサイト上で活動報告をしてまいりましたが、 年を追うごとに弩級のスーパーディープな特集となり、 毎回毎月のコンテンツの製作が追い付かなくなりました。 出品物の技術的説明と歴史的背景の裏付け確認に時間を要しました。
また特別の取材許可に加えて掲載許可など手続きが困難なケースが増えてきました。 公開が禁止されている場所(国の重要文化財であって個人がお住まいの御殿)の訪問もありました。

ニコン研究会のウェブサイトの更新が弩級の出し物に追い付かなくなったのは事実であって、 「最近更新していないけど、どうなったの?」とよくご連絡をいただいてきました。 特に海外からは話はストレートで、ジョークにからめて「生きてんのか?」とのお問合せもいただきました。

過去の記録の見直し

2016年秋。新しいURLへの移転。この機会に、過去に掲載した記事の全文見直しを行いました。 毎月のレポートでしたし、利便性を高めるために、関連する事柄へのリンクもたくさん貼りました。 しかしながら、ネットの情報は水物ですので、時の経過と共にリンクはことごとく切れてしまいました。 新しいリンクに貼り直しても、コンテンツごと突然無くなるケースもよくありました。

リンクをクリックしてリンク切れだと、そのコンテンツ全体の信憑性が疑われます。 ちゃんとメンテしているのかと思われる方もおいででしょう。 そんな背景から、他サイトへのリンクは極力無くすようにしました。 googleを始めとする検索ツールが飛躍的に性能向上し、 容易にターゲットにアクセスできるようになったことも背景にあります。 原則的には自ドメイン内へのリンクのみに絞りました。

とくに近年においては、 個人情報の取扱いやセキュリティーの面で、 以前よりもさらに注意と配慮が必要な時代となりました。 人物像の掲載においては、長い期間の担保が難しくなったことを実感しています。 このあたりも2016年の全面見直しで対応を工夫し、一部においては修正を行いました。

ネットの特性を考えていきます

雑誌とか書物文献など、紙の情報は手に取ることができます。 黄ばんだ表紙であれば、よれた紙面であれば、「これは過去のあの時点のこと」と 教えてもらわなくても理解できます。 しかしながら、ネット情報はそういった感覚が希薄となります。 最新型のスマホやパソコン、スパコンでサイトを参照すると、 「これは今現在の新しい情報」と思い込み理解してしまいます。 むかしの情報を今の最新のネット環境で見ても違和感がないように工夫を続けていきたいと考えています。

新しい情報提供の形態を考える

手間をかけて裏付けを取り、関係者への掲載承諾を得て、 ちゃんとしたウェブコンテンツでごくたまにアップするよりは、 多少はアバウトな活動報告であっても、 毎月タイムリーに出した方がいいなと考えるようになりました。
ニコンファンにとっては、ニコン研究会でどんなモノが出たのだろうか? という点に興味がおありだと思いますので、 説明よりも画像でリアルタイムに情報を発信していくことを考えました。 スマホの出現により、ネット情報へのアクセスは飛躍的に容易となりました。

facebook上での情報公開も検討しましたが、 アクセスが簡単なことと、情報伝達速度および拡散性を検討してみるとツイッターの方が、 ニコン研究会には合っていると判断しました。 ツイッターだったら、ほかのアクティブな会員の方がツイートしたものをリツイートしてもいいし。 つまり複数のニコン研究会会員によって情報公開が維持できる。着眼点の幅も広がる。 ということで、ツイッター版のニコン研究会レポートを2016年10月19日から始めました。

公式ツイッターです。ここから入れます。→ Twitter ニコン研究会

もちろん、 従来から築き上げてきたストック型の情報集積指向のウェブサイトを捨てるわけではありませんので、 フロー型のツイッターと併せて情報提供の形を工夫していきたいと思います。

引き続き、みなさまのご指導ご鞭撻方よろしくお願い申し上げます。

2016年10月21日
ニコン研究会

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