August 2010, Nikon Kenkyukai Tokyo, Meeting Report

夏の新宿タイムズスクエア

August 28, 2010
Tokyo Meeting
Summer Place
Takashimaya Show

都会の避暑地か

東京・新宿。タイムズスクエアの新宿タカシマヤ。 新宿クラシックカメラ博。 開催期間は、2010年8月24日(火)ら30日(月)まででした。 夏の恒例行事となった新宿クラシックカメラ博をレポートします。

にぎわう新宿クラシックカメラ博の会場

本格派マニヤが結集する初日とは違い、きょう週末は土曜日です。 初日に行けなかった人も、買物ついでに会場に立ち寄る人などさまざまです。 クラシックカメラのグループの人たちも、 そこらここらで戦利品を囲んでのカメラ談義で盛り上がっています。 サマープレイス。ここは避暑地なのでしょうか。

オリンパスペンがこれほど揃っているのは前例がない

博物館級の希少カメラ・マミヤピストル

あるところにはあるニコンF用の各種パーツ

最大級のジャンクコーナー

ジャンクコーナーは目がはなせません。 掘り出すと、時たまキラリと光る逸品がまぎれ込んでいるからです。 高額商品を見て、1本千円のレンズを物色するのも、 中古カメラ市の楽しみ方として定着しています。

5百円の一眼レフもあるジャンクコーナー

ライカショップのブラックニコン

夏の新宿高島屋。 といえばオーストリアはウィーンから出店のライカショップ。 ここは外せないでしょう。 ニコン研究会中古カメラ市特別調査チームは、ライカショップに乱入しました。

通好みの高性能レンズ マウンテン・エルマー10.6cm F6.3

オーストリアのウィーンからの夏の出店は今年で何年目になるのでしょうか。 常連のお客さんでいつもにぎわっています。 会期中は、臨時でショップのスタッフとして応援にかけつけている 中山蛙さんにインタビュー。 まずは今年の中古カメラ業界の状況について。 お話をうかがいながら、大型出店規模のショーケースを見せていただきました。

ニコ研の取材ならばとご自分のF2チタンで蛙さん

中山蛙さんに、 ニコンものでお手ごろなのありますか? とお尋ねしたところ、 これなんかどうでしょうか、と ショーケースから出していただいたのがブラックニコン。
コンディションは良く、なかなか価格的にもフレンドリーなS2ブラックです。
しかもS2ブラックの中でも初期型の貴重なニコンカメラです。
ウエブ掲載用の資料写真を撮らせていただきました。

ニコンS2ブラック初期型

「7万5千円になりませんか?」「ダメです」と平和な会話

取材に応じていただいた中山蛙さんとAJCC事務局の小山さん

高額商品からかなりお買い得なライカ各種

藤井商店のヴィンテージ・キヤノン

続いて、ニコン研究会中古カメラ市特別調査チームは、大阪から出店の藤井商店さんを取材。 めったに見ることのできない博物館級の写真機が2台。 さっそくショーケースから出していただき、ウェブ掲載用の資料写真を撮らせていただきました。

骨董的価値が高いのはなんといってもこの2台

神々しいオーラが輝くセイキ・コーガク・コギオ製写真機

美術品の風格を持つ往年の銘機セイキキヤノン

圧倒的な存在感を放つハンザキヤノンオリジナルの美しさ

夏の終わりの反省会

ぐるりと高島屋の中古カメラ市を見てまわり、 のどが渇いてきたころです。
高島屋の13階レストラン街にある「つばめグリル」の、 木陰に囲まれた風通しのよいオープンテラスデッキをリザーブ。
夏の風。つめたい生ビールに白ワインで恒例の反省会。
ソーセージ盛合せにザワークラウト、 ニシンの酢漬けをつまみにカメラ談義全開で盛り上がります。 テーブルの上にはズノー付きブラックニコンが1台。
夏の終わりを締めくくるたのしいフィールドワークショップでした。

夏涼し生ビールのオープンデッキ

帝国光学ズノー5cm F1.3付きニコンS2ブラック

夏の終わりのつめたい生ビールの真剣な美しさ


特別取材ご協力:

たいへん貴重なものを見せていただきありがとうございました。
ウィーン「ライカショップ」様
大阪「藤井商店」様

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