Nikon Digital Live 2007 Tokyo

Nikon Digital Live 2007 Tokyo

September 22, 2007
Nikon Digital Live 2007
Campaign in Japan
Marunouchi Tokyo

東京駅

丸の内ビルヂング

ニコンデジタルライブ2007

2007年8月23日。 ニコンはデジタル一眼レフの新しいフラグシップモデルをプレス発表しました。 プロフェッショナルフォトグラファー向けのD3。 そして、ハイエンドモデルのD300です。

全国の一般ニコンファンに向けた新製品発表会 「Nikon Digital Live 2007」が、9月21日から全国6都市で始まりました。 スタートは東京、続いて、大阪、名古屋、仙台、福岡、そして札幌で開催されます。 ニコン研究会は、東京会場に向かいました。 9月22日は土曜日。会場は東京駅の前にそびえる丸ビルの 7階。 会場に行けない方々に、その雰囲気を伝えたく取材を行いました。

Nikon Digital Live 2007の入口

ニコンデジタルライブ2007

ニコン D3の渋いプレゼンテーション

展示ブースには人だかり

自分の眼で確かめる人たち

順番待ちです

なかなかお目当てのカメラをさわれません

ニコンD3とニコンD300を手にする

朝からたくさんのニコンファンが丸ビルに集まりました。 展示会場はニコンファンでいっぱいです。 初日の金曜日はすごいことになっていたそうですが、 それでも土曜日も続々と入場者が並んでいました。

新製品のD3とD300を手にするニコンファン

熱心なニコンのスタッフ

おそろいの黒いシャツを着ているのは、ニコンのスタッフの方々です。 熱いニコンカメラ談義、ニッコールレンズのウンチクが、そこここで聞こえて来ます。 どうやら黒いシャツを着た方々は、 我々入場者よりも重症のニコンファンだったことが判明しました。

熱いニコンのスタッフ

いいね〜

丁寧な説明

技術的な質問に答える

黒いシャツできめたニコンのスタッフの方々

うーん、やっぱいいわ、ニコン!

後藤哲朗氏大いに語る

会場の後方から、どこかで見たことのある方がオーラを放っていました。 カメラ雑誌などでよく拝見しておりましたが、ニコンの後藤哲郎さん。実物大の本物でした。

後藤哲郎氏は、株式会社ニコンの執行役員、映像カンパニー副社長。 映像カンパニーでは、ニコンカメラ、デジタル一眼レフカメラ、フィルムカメラ F6を開発。 新製品ニコン D3の開発責任者です。

株式会社ニコン 執行役員 後藤哲朗氏

TETSURO GOTO
Mr. Nikon D3

インタビュアーはニコン研究会の秋山満夫。 この時初対面ではありましたが、ニコン D3 の話から、 ニコンカメラ全般にかんするダイナミックな立ち話をさせていただきました。 そのせつはいきなりのご無礼をお許しください。ありがとうございました。

精悍なニコン D3 の顔

フラッグシップ機ニコン D3

展示テーブルの上にニコン D3

説明していただいた納谷さん

ニコン D3 の展示ブースでは、ニコンの方から詳しく説明していただきました。 可動品の実機が目の前に置かれ、自由に操作ができました。 説明していただいたニコンのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

ニコン D3 によるスタジオセッション

広い展示ホールには、写真スタジオがセットされていました。 誰でも自由に、新製品のニコン D3 カメラと、 新しい高性能ニッコールレンズをお借りして、実際に撮影体験することができました。

本格的な照明を備えた写真スタジオ

スタジオセッション

ニコン D3 によるスタジオ・フォト・セッション

ハープを奏でる美しい女性

ニコン D3

ニコン D3 はニコンで最初の、35ミリフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラです。 撮像素子は、ニコン自社開発の CMOSイメージセンサーで、画素数は有効 1210万画素。 毎秒 9コマの高速な連写が可能。 常用感度として最大ISO 6400相当、用途を限定した増感モード(2段)との併用で、 ISO 2万5600相当までをサポート。 画像処理システム“EXPEED”搭載。ライブビュー可能。 まだまだ、特徴ある最先端の機能と高い性能のアピールが続きます。

カメラボディの技術

D3のモックアップ

D3 デザイン モックアップ

カメラボディとレンズの技術

画像処理技術

オートフォーカスポイント 51点

D3 と D300 のデジタルエンジン

ニコンオリジナルのフルサイズ CMOS センサー

D3 イメージセンサーユニット

ペンタプリズムとシャッターユニット

ニコン D3 頑強なマグネシウムボディ

世界最小、世界最強。

新製品のニコン D3、ニコン D300 以外にも展示がありましたので紹介します。 短いけれど力強いコピーで、コンデジ機 COOLPIX が展示されていました。 ニコンのイメージキャラクターはおなじみの木村拓哉さん。

ニコン COOLPIX ファン

コンデジもニコンです

会場はさらににぎわっています

Very Cool Nikon Digital Live 2007

東京で開催された「ニコン デジタル ライブ 2007」は大盛況でした。 続いて、大阪、名古屋、仙台、福岡、そして札幌で開催されますので、 ご都合のつく方はぜひ参加してみてください。 参加できない方は、このレポートをお楽しみください。

素敵なニコンアイテムをゲットできたし

ニコンの後藤さんにもお会いできた

取材・ニコン研究会

本当に素晴らしいニコンショーでした。 親切な対応をいただいたニコンのスタッフの皆様、 裏方でスムーズな運営をサポートされた関係者の皆様、 ありがとうございました。

(注)お名前を掲げている方のご所属、肩書きは、2007年9月取材当時のものです。

有楽町の記憶

丸の内からそのまま歩いて交通会館に向かいました。 「ICS 世界の中古カメラフェア 2007」が開催中でした。 JR有楽町駅中央口の前はなにやら工事中。 記録とかなにも意識せずに撮った目の前の情景。 有楽町に百果園があった時代が残っていました。

JR有楽町駅中央口前

有楽町の風景

フルーツ 百果園

2023年のあとがき

本記事の初稿は、2007年9月にリリースしました。 海外のニコンエンスージアストの方々から、画像だけでも見せてほしいとの要望があり、 ならばといきなり英語版で記事を大急ぎで製作して公開したものです。 日本語版はそれから落ち着いたら作ろうとしていましたが、 いつまで経っても落ち着かず、結局 2023年の初頭に製作・公開することにしました。 実に16年ぶりの日本語版公開となりました。

記事を書き直すにあたり、ニコン D70で撮影したオリジナルの原版から再度切り出しを行いました。 画像上でクリックするとオリジナルの原版を表示するように直しました。 取材当日に撮影した画像を見返してみると、会場そこらのなんでもない捨てカットに、 時代の記憶が残っていることに気付きました。 日本語版だけの特典として、記事末尾に「有楽町の記憶」と題した画像を何枚か掲載してみました。

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