Nikon M on Parade
Nikon Kenkyukai Tokyo Meeting Nikon M Special Nikon Flash Equipment Nippon Kogaku Transit
日本カメラ博物館・JCII会議室 ● ニコンMS型 ニコン研究会9月例会は、日本カメラ博物館はJCII会議室で開催されました。 本日のテーマはニコンMSと初期のS型でした。 会員がそれぞれ持ち寄ったのは、ニコンM型にMS型、それに初期のS型です。 比べてみると、それぞれ部品の違いがわかります。
軍艦部の細かい違いを検証
底ぶたにも微妙な違いがあります ● オールド・フラッシュガン S型ニコンの時代は、フラッシュガンが全盛の時代です。 各種フラッシュガンのセットを集めてみました。 日本光学純正のものから、珍しいワルツの製品も。 流線型の美しい板金絞込み加工には、Waltz For Nikon の赤い鮮明な刻印。 もちろん現在でも使用可能なアクセサリーです。
上から、ニコン用ワルツ製フラッシュ、BCB-I型、BCB-II型の元箱入りフルセット
BC型以前のワルツ製(ニコン用) ● 戦後のニコン測量機 ニコンの測量機の歴史をトレースしてみると、 終戦までは陸軍・陸地測量部関係のみの製品を製造していた日本光学も、 終戦後は平和な産業用機器として、一般土木・建設用に製品を開発・展開していきました。 ニコン測量機収集家の猫洞まこと氏が持ち込んだのが、戦後のニコン測量機。 みどりの塗装が美しいG2型トランシットは、昭和24年(1949年)のモデルです。 黒いボデイが重量感のあるH型トランシットは、昭和25年(1950年)に登場したもの。 デザインが急にモダンになりました。 時代は新しくなって、昭和42年(1967年)にはNT2型セオドライトが登場しました。 こうして時代の装置を並べてみると、 軍用から産業用途に向かうスタイルが実感できます。
稀少なG2型トランシット
左はNT2型セオドライト 右はH型トランシットを覗く小秋元さん
Copyright Michio Akiyama, Tokyo Japan 2005, 2022 |