How do you say the NKK logo

91センチ反射式天体写真儀の巨大な銘板
堂平天文台(旧東京大学東京天文台堂平観測所)

このマーク何と呼びますか

古いニコンのカメラや双眼鏡を手にしたことがある方ならご存知と思いますが、 三角形を基調にしたデザインで、 NIPPON KOGAKU TOKYOの文字が刻印されたニコンのロゴマークがあります。 株式会社ニコンの社史を精査した限りでは、「社マーク」との枠組みの中で説明されていますが、 世間ではそんな正式名称で言う人はいません。 なによりも事務的で殺風景な響きです。

Nippon Kogaku Kogyo Kabushikigaisya (NKK), 1950

社マークは時代に沿っていくつかの変遷が確認できますが、 昭和25年(1950年)10月8日に商標登録された、 いちばんなじみのあるこのバージョンについて話を進めます。 世間では親しみを込めていろいろな愛称やら通称があるようです。

調査してみました

ニコン研究会では、SNS上でアンケートを取り、どんな名称で呼ばれているか調査してみました。 手法はツイッターの投票機能を使ってデータを採集しました。 調査期間は、2018年7月19日から7月26日までの1週間。 228票の回答を得ました。

好きな季節は何ですか?のような誰でも答えることができる設問ではなく、 カメラファンのうちクラシックカメラにも興味がある方でないと答えられない設問でした。
調査にあたり、100票の回答が得られるならば、ある程度の正確さで世間の実情を計測できると考えましたが、 実際には200票を超えるサンプルが集まりましたので、ほぼ世間の実情・実態を表してると思います。

こうなりました

回答数の多い順から並べてみました。

    47%     富士山マーク
    30%     コーガク(光学)マーク
    21%     おにぎりマーク
    02%     やっこさん(奴さん)マーク

マークの基本デザインは、三角形のプリズムと凸レンズを組み合わせ、 凸レンズの断面にNIPPON KOGAKU、プリズムの下部にTOKYOの文字が刻まれています。
その形状の特徴から、富士山マークと呼ぶ方が約半数。 プリズムの枠組みが富士山そのもの、真ん中の凸レンズは山腹にかかえた雲に見立てることができます。 富士山マーク、なかなか格調高い日本の光学メーカーらしいニックネームではありませんか。

おにぎりマークと呼ぶ方は関西方面に多いと聞きました。 その形状の特徴から、三角おにぎりです。 真ん中の凸レンズは海苔に見えます。 中の具は何か議論するのも趣があります。 梅干し、おかか、タラコ、シャケなどが定番でしょう。

意外と少なかったのがやっこさん(奴さん)マーク。 日本光学時代のOBの方々に支持者が多いとか。 しかしながら、アンケートの実態数からすると少数派だったようです。 なぜ奴さんなのか。形状から考察すると奴凧に見えるからでしょうか。

実際の生データ

インプレッション数は9,316ですので、多くの方に見ていただいた(画面に表示された)ようです。 設問が少々限られた趣味の世界の話ですので、実際の投票に至った方は約200人となりました。 また、ツイッターにアクセスできる人たちの範囲内でのデータとなりますので、 年齢層などそのあたりもお含みおきください。

データを公開します

「2018年ニコン研究会調べ」のように、 出典さえ明記していただければ、本データを使用することは可能です。 小学生の夏休みの自由研究、中学生だったら文化祭の研究成果発表、 高校生だったら大学入試対策にぜひどうぞ。 学部生の方だったら卒業論文、さらに進学された方には修士論文、博士論文でもお使いください。 学会誌等にも掲載可です。 今まで誰も収集してこなかったデータです。どうぞ幅広くお使いください。

2018年8月
ニコン研究会

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