April 2014, Nikon Kenkyukai Tokyo, Meeting Report

April 19, 2014
Open Forum Ginza
Tokyo Meeting
Syu Akayama Talk Show

銀座の四月は初夏の入口

総重量1トンの機材をかついで銀座を歩く赤山シュウプロ

赤山シュウ・トークショー 会場はブルガリ銀座本店。の近く。

ニコン研究会オープンフォーラム銀座

東京・銀座一丁目。
ニコン研究会は6名の入会を希望される方を迎え、 ニコン研究会オープンフォーラム銀座を開催しました。 メインイベントは「赤山シュウ・トークショー銀座」。 いま若い人を中心にtwitter上で人気の写真家である 赤山シュウ氏においでいただきました。

ニコン研究会オープンフォーラムのプログラムを説明する秋山満夫

最初はニコン研究会会員によるプレゼンテーション・セッションからスタートしました。
ニコンF研究家の鈴木昭彦氏からは、 「ニコン研究会について」とのタイトルで、 ニコン研究会の紹介から、 ニコンコレクションの楽しみ方が解説されました。

ニコン研究会の現状と展望について説明する鈴木昭彦氏

国内最大級のニコンコレクションを所有

レンズの絞り作動とニコンFのミラー作動時間の測定に話が及ぶ

次は「龍さんのプレスコーナー」です。 フォトジャーナリストの小秋元龍氏からは、 「映画のエンディング」とのタイトルで名画のなりたちが解説されました。 取り上げられた名画は、 マーヴィン・ルロイ監督の「心の旅路(1942年)」 それとスタンリー・クレイマー監督の「渚にて(1959年)」。 3.11から原発の是非が議論されている現在ですが、 議論の前にまずは映画「渚にて」を観てほしいとの ジャーナリストの眼でみた語りに参加者は聞き入りました。

名画の見どころを語るフォトジャーナリストの小秋元龍プロ

心の旅路(1942年作品) 監督マーヴィン・ルロイ

渚にて(1959年作品) 監督スタンリー・クレイマー

ニコン研究会からのプレゼンの最後は、 ニコン研究会会員でもあり科学写真家の新延隆造氏が登場です。 お話のタイトルは、「ニコン偏光顕微鏡写真の世界」。 新延プロは完全に整備・調整されたニコン偏光顕微鏡POH型を駆使し、 鉱物薄片や化学物質の結晶の美しい造形美を探求しています。 作品は病院などのやすらぎを与えるラウンジのインテリアとして、 また大掛かりなものは劇場の緞帳のデザインとその用途は拡大しています。 同時に説明されたカレイドスコープの動画には幻想的な映像世界を再認識しました。

ニコン偏光顕微鏡写真を語る新延隆造プロ

下の画像ですが1枚目が酢酸カリウム。 酢酸カリウムは常温では液体です。 プレパラートに数滴たらしてドライヤーで乾燥すると結晶します。 3分程で液体に戻りますがその過程で撮影しました。 2枚目の画像はグリシンです。グリシンはゼラチンの重要成分です。

ニコン偏光顕微鏡写真(酢酸カリウム)

ニコン偏光顕微鏡写真(グリシン)

赤山シュウ・トークショー

いよいよメインイベントが始まります。「赤山シュウ・トークショー銀座」の開幕となりました。 いま若い人を中心にtwitter上で非常に人気の写真家である 赤山シュウ氏においでいただきました。 ニコン研究会の独自の調査によりますと、 赤山プロの5万回を超えるツイートの約80パーセントがニコンに関するものでした。 赤山シュウ氏はサンケイビズでも登場していますので、 ニコンファンならみなさんご存じのことと思います。 検索ワード:SankeiBiz【本気の仕事講座】失敗から学んだプロの覚悟 写真家・赤山シュウ

さて、トークショーのテーマは「ニコンと私」。 赤山プロが愛用のニコン機もいっしょに登壇となりました。

ニコンD4Sほか7台のプロ用ニコン機の紹介からスタート

いきなり始まる爆撃トークが炸裂

どこまでも熱い赤山プロのニコントーク

ニコンへの愛と人物撮影の極意が語られる

唖然と見入るニコン研究会青年部部長

デジタル機で確実な仕事をしフィルム機で情感を写す

質問に回答する赤山プロに会場は最後まで大盛況

特別映像限定公開
赤山シュウ・トークショー 「ニコンと私」

ワークショップ

赤山シュウプロの熱いニコントークを聞いたあとは、 グランド・カメラ談義でとどめを刺すという趣向です。 ワークショップのテーマは、「S型ニコン入門」に「F型ニコンの楽しみ」となっています。 元気な方に限り、この先にお進みください。 明日、重要なお仕事がある方や、試験のある学生の方、 またカメラ免疫が十分でない方はここで退場されることをおすすめいたします。

         おなかいっぱいなのでここで退場する→ 風呂入って一杯飲んで寝る

         そうは言ってもちょっとだけ見てみたい→ 毅然とワークショップに進む

ワークショップのようす

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