January 2006, Nikon Kenkyukai Tokyo, Meeting Report

Tokyo Meeting with Hans Braakhuis

January 21, 2006

Tokyo Meeting

HANS BRAAKHUIS

ハンス・ブラークハウス氏来日

冬さむい東京。
オランダから、ニコン歴史研究家のハンス・ブラークハウス氏が来日しました。
成田空港に着陸した日、その足で、ニコン研究会に参加されました。
会場近くの東京メトロは日比谷線の駅で、 会場探して地図を見ながら考え込んでいたハンスさんをピックアップ。
本日の会場は、ジャパントラッドな和室の畳会議室です。

小物アクセサリーのたのしみ

さて、コレクションテーブルの上を見てみましょう。
ニコンコレクションでたのしいのが小物アクセサリーです。 標準サイズのものを、そのままスケールダウンしたところがおもしろいのです。

8ミリシネレンズ、極小口径フィルター、小物アクセサリーが並んでいます。
8ミリシネ用のレンズは、Dマウント(5/8インチ=15.9mm ネジ)です。
6.5mm(1/4inch) F1.9、13mm(1/2inch) F1.9、38mm(1.5inch) F1.9があります。 クロームメッキ仕上げは前期型、後期型は黒色鏡胴です。

極小口径フィルターは、最も小さいのニコレックス8ミリカメラ用。 口径はたったの15mm。
少し大きいのが、シリーズ-4フィルターおよび口径22.5mmフィルターです。
そのほか、小物のフ−ドや接写レンズが並んでいます。

美しい小物アクセサリーコレクション

左から元箱入りの38mm F1.9、13mm F1.9、13mm F1.9クローム

左から6.5mm F1.9、38mm F1.9、13mm F1.9のクロームとブラック

光学機器・S型ニコン・レンズ

今月の光学機器は、日本光学製のレベルE-3型。 昭和33年(1958年)製造のモデルは みどり色の塗装が美しい、きわめて堅牢で重たい光学機械です。

カメラはニコンS3とニコンS3M型の検証。
なかなか実物を確認する機会がありませんので、 貴重なニコンS3M型の裏ブタを外してみます。 ニコンでも珍しいハーフサイズであることがわかります。

工業用ニッコールレンズは、 Fマウントに改造されたプリンティングニッコール105mm F2.8と、 Fマウント化のために計測中のウルトラマイクロニッコール155mm F4です。

日本光学製レベル E-3型

ニコンS3オリンピック型

ウルトラマイクロニッコール155mmの木箱とニコンS3

左にニコンS3オリンピック型、右にニコンS3M

説明するまでもありませんがニコンS3M型はハーフサイズ

ノギスとレンジファインダーニコンのある風景

ハンスさんのスペシャル・レクチャー

オランダのニコン歴史研究家、ハンス・ブラークハウス氏は、 日本光学が創立された前後の歴史的背景に詳しいのです。
しかも、世界史と科学技術史の観点から、 当時のドイツ、フランス、イギリス、 そしてオランダの光学機器メーカーや製品から、 極東の地にあった日本光学を掘り下げていきます。

日本光学が手本としたであろう顕微鏡の研究。
たくさんの写真資料。 世界中の光学機器コレクターから集まったという貴重な資料です。
フジイブラザーズの双眼鏡は、同時代の比較となります。
光学機器は戦争の歴史をトレースしていくことで、 流れが明確になっていきます。

ハンスさんを囲んでのミーティング

長尺モータードライブの分析もありました

JOICO型顕微鏡が出た時代と当時の海外製顕微鏡

著書多数の研究家は雄弁なのです

ミーティングの最後は記念写真です

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