March 2005, Nikon Kenkyukai Tokyo, Meeting Report

The Nikon S motor drives on the red carpet

March 19, 2005

Nikkor 8.5cm F1.5

Nikon S Motor Show

Sニッコール 8.5cm F1.5

2005年3月18日。ニコンSPの復刻モデルが発売されました。
ニコン研究会の3月ミーティングは、発売の翌日に開催されました。
さっそく発売されたばかりのSP復刻モデルの実物が持ち込まれ、 その美術品のような仕上がりが話題になりました。

まず最初に、継続して研究してきたSニッコールのテーマ研究が始まりました。
今月のテーマは、Sニッコール 8.5cm F1.5です。
テーブルには、レンズをマウントした各種カメラが並びました。

テーブルの上に並ぶうしろ姿の美しいカメラ

ニッコール 8.5cm F1.5とフードにキャップ

ブラックSPには黒のニッコール 8.5cm F1.5

ずしりと重いレンズはSPによくフィット

Lマウントニッコール 8.5cm F1.5を通好みのキヤノン7黒で使う

クロームのフードだとまた違うおもむき

レアなワルツのニコン専用フードは重量級の削り出し

ニッコール 8.5cm F1.5をベースに造られた特殊用途光学系 (資料写真)

Sマウントの8.5cm F1.5専用に用意されたシリーズVIII(8)フィルター

Lマウントの8.5cm F1.5専用に用意された58mmフィルター

小物で休憩

さて、重量級レンズの検証が進みましたので、 ここで小物アクセサリーですこし休憩です。
レンジファインダー型カメラ用の複写装置の付属品を再確認しました。
ニコンS型用複写装置P型のフルセットには、 たくさんの付属品がセットになって木箱に収納されています。
補助レンズとアダプターリングについては、 バリエーションがあるようだと言われていましたが、 きょう実物を照らし合わせてみました。たしかに、刻印などに違いを見ることができました。
ここで紹介しているセット には、補助レンズとアダプターリングが収納されています。
補助レンズは5cm F2用の刻印があり、凹レンズが入っています。 アダプターリングは5cm F1.4用の刻印があり、レンズ無しのただの口径変換リングです。
撮影レンズを5cm F2とした場合は、そのまま補助レンズをセットします。 撮影レンズを5cm F1.4とした場合は、 アダプターリングを取り付けてから補助レンズをセットします。
補助レンズやアダプターリングは、豪華な茶革ケースに入っています。
いっしょに写っている接眼鏡(アイピース)は、焦点確認用の専用品です。

左に5cm F2用補助レンズ 中央は5cm F1.4用アダプターリング

左は補助レンズをアダプターリングにセットしたもの

次の画像はミクロン6×15。クロームめっきの美しい重量感ある初期型モデルです。
茶革のケースは半世紀を経過しても、しゃんとしています。
小さい製品保証書付きの非常に状態のよい双眼鏡で、 対物レンズはパープルの美しいクリアなコーティングです。

ミクロン6×15 重量感ある美しい初期型モデル

ドリュー

すこし遊んでみようのコーナーです。
会員が持ち込んだのはピストル型カメラで有名なドリュー 2-16。
数あるクラシックカメラコレクターでも、コレクションに収めることが難しいものです。
警察用途に開発されたモデルで、ガンメタルなボデイは重量感もあり、 ホンモノの雰囲気が漂います。
じつはこのドリューカメラ、Cマウントなのです。 16ミリムービーキャメラ用のシネレンズが装着できるのです。 そこでニコンのシネニッコール25mm F1.4が登場です。
なお、Cマウントのレンズが装着できるスチールカメラは、ほかにGOLDECK 16が有名です。
GOLDECK 16にもシネニッコールを着けてみたり、 なかなかたのしく遊べるものです。
ドリューピストルを持ってポーズをお願いしたのは、 ベトナム戦をはじめ海外特派員経験の長い小秋元龍氏。
ややアブない雰囲気ではありますが、カメラの研究ということで。

シネニッコール付きの稀少なドリューとGOLDECK 16用レンズ

DORYU 2-16の刻印

専用レンズをマウントしたドリュー2-16

飛び道具を持った小秋元特派員

モーターショー

2005年1月14日。この日には、多くのオールドニコンファンが驚いたものです。
かねてから噂はありましたが、ニコンSPの復刻モデルが発表されたのです。
発売は、2か月後の3月18日。
ニコンSPの復刻モデルの発売を記念して、S型ニコン・モーターショーを開催しました。
ご存知の方はご存知だと思いますが、 知らない方は知らないままのほうがよい世界なのがS型電気モータードライブの世界です。
オーストリアのオークションで、 S3Mが1000万円近いプライスで落札されたのは記憶に新しいことです。
さて、テーブルのレッドカーペットの上には、ズラリとモーターが並びました。
ちなみに、発売されて2日もしないSP復刻モデルは、しっかりとモーター底板が装着され、 快音を響かせて快調にモーター駆動できめていました。
S36モーター付きSP、S36モーター付きS3、S36モーター付きS3M、 そしてS36モーター付きの復刻SPが登場しました。

S型電気モーターカメラが勢揃い

モーターカメラの背面はこの通り

ニコンS3にS36モーター

S36モーターの背面

これもニコンS3にモーターが

なんとS3Mモデルです

ニコンSP復刻モデルのモーター仕様

S型ニコンにはモーターがよく似合います

どうどうのS3Mの貫禄

どこまでも美しいS型ニコンモーターセット

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