September 2004, Nikon Kenkyukai Tokyo, Meeting Report

Nippon Kogaku 5cm F1.1 and big high speed lenses

September 18, 2004

Nikkor S 5cm F1.1

High Speed Lens Special

東京新富町に集まったメンバー(銀座近く)

S型ニコン用高速レンズ 5cm F1.1 特集

この日のテーマは、S型ニコン用の高速レンズである 5cm F1.1の特集でした。
珍しいダミーレンズから、専用ケース付きの大型レンズフード各種、 62mmフィルターのセットなど、さすがの勢ぞろいでした。

ニッコール 5cm F1.1 No.120617

ニッコール 5cm F1.1 No.140786

ニッコール 5cm F1.1 No.141656

ペインテッド・ライカに似合うニッコール 5cm F1.1 No.141107

62mmフィルターに大型レンズフード

ニッコール5cm F1.1だけのためにリリースされたのが62mmフィルターです。 当時でも非常に生産量の少ないレンズのために、フィルターがフルセットで用意されていたのです。
専用の大型レンズフードも稀少で有名です。
金属製とプラスチック製があり、重厚なチョコレート色の革ケースに収まっています。 さらに青いパッケージデザインが美しい、とても珍しい元箱の写真を下に置いてみました。

珍しい日本光学62mmフィルターのフルセット

ニッコール5cm F1.1用の専用革ケースと非常に稀少なブルーボックス

帝國光学ズノー

F1.1のレンズとなると、 ここは帝國光学のズノーにも登場してもらわないと評価はできないことになります。
ズノーはとくにコーテングの色が美しいレンズです。
ムラサキ水晶はオオムラサキというよりも、海王星の江戸ムラサキに近い印象です。

同じF1.1でも前玉のサイズはこんなに違います

ズノー5cm F1.1, No.5739 and No.6114

ゴージャスなレグノニッコール10cm F1.5 とズノー5cm F1.1

時代の高速レンズが勢揃い。明るいレンズはやはりスターです

ニッコール5cm F1.1専用フード2種類に専用革ケース

レグノニッコール10cm F1.5

今回のミーティングでは、レグノニッコール10cm F1.5が2本登場しました。
極初期型のレグノニッコール10cm F1.5が、 フルメタルなハウジングとセットになっているニコン6×6レントゲン・カメラ (エックス線間接写真装置)一式です。 1枚撮りカメラバッグとスクリーンがセットになっています。
さらに後期型(量産型)のレンズも1本並ぶという、異常な事態に発展してしまいました。
詳しい研究については、後日報告したいと思います。

夏の終わりには高速レンズと昔からきまっていますが、 ニコン携帯顕微鏡H型で美しいミクロの世界を目視観察するのはたのしいものです。
プレパラートも各種用意されていましたので、 会員はそれぞれに接眼鏡をのぞき込んでみました。 油浸レンズの世界ではストイックすぎますので、 40倍の低倍率で透過照明に浮かぶ生物標本をながめてみました。
乾電池でバックライトされた、はるか宇宙が手のなかにありました。

エックス線間接写真装置フルセットは昭和22年日本光学製

極初期型のRegno Nikkor 10cm F1.5, No.71011と量産型のNo.21785

ニコン携帯顕微鏡H型にケーラー透過照明がオン

ニコン研究会のテーブルに並んだ超レアアイテム

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